ASKA、吉田豪に「引退を考えていた」と明かす "音楽聴き放題"の時代に危機感も

 社会を揺るがした騒動の渦中にいた人物が、その出来事を内側から語るAbemaTVのトークドキュメンタリー『逆指名インタビュー』が30日に放送され、初回のゲスト・ASKAが胸中を激白した。


 同番組はインタビューを受ける本人が聞き手を指名するのがコンセプト。今回、ASKAが指名したのはプロインタビュアーの吉田豪。これまで数々の著名人をインタビューしてきた男が、ASKAの本音を引き出した。


■ASKA伝説!パンチ力は佐竹雅昭より上!

 インタビューで吉田豪はASKAによる"逆指名"の人選が独特だと指摘。「亀田興毅さんとパンチ力対決をして欲しかった」と切り出すと、ASKAは「いやいや」と謙遜。「ASKAさんのパンチ力がすごいのは伝説じゃないですか。TVの企画でゲームセンターのパンチ力調べるやつをやった時、具志堅用高さんと佐竹雅昭さんに圧勝してるんですよね」と知る人ぞ知るエピソードを披露した。

 また、吉田が「いつまでも歌いたいというASKAさんの気持ちが伝わるんですよね」と語りかけると、ASKAは「事件があった時は歌えないなと思っていて。きっと人前で歌っちゃいけないし、堂々と歌えないんだったらスッパリやめなきゃと思う時期もあったりして。ちょっとの時間なんだけどね。歌うことはムリなんだっていう諦めに入った時があって」と、活動再開に至るまでの複雑な心境も覗かせ、「その時に『ほら、やりますよ!』と言われたことで、ハッとしてまた歌うことが出来るようになったんだけどね。"引退の発表をすることで動いてもらってるんで、“世話になったな"とメンバーや仲間に伝えて回っている時に"何言ってんですか!?やりますよ!"って何人かに言われて」と、再び歌うことを決心した経緯を明かした。


■ASKA「自分の音楽が聴き放題にされていくことに懸念がある」

 インタビューは現在の音楽業界を取り巻く環境についても及んだ。

 「実はね、20年ぐらい前から世の中に迎合している音楽業界はこのまま終わってしまうなと思って。今、それに対して自分なりに動いている最中なんだけど。苦労とは言わないよ。楽しんで音楽を作ってるけど、それに注ぎ込んだ時間とか、自分の精神状態の中で引っ張り出してきたものとか。それなりに作品を作っているんだけど、自分の音楽が"聴き放題"にされていくことの懸念があって」と、ASKAが昨今の音楽業界で主流とされる聴き放題、ストリーミングサービスに危機感を示す場面も。

 さらに吉田に「今は地上波メインじゃなくても芸能活動を続けていける時代になってきたことについてどう思いますか?」と問われると、「比重はTVなんだけど、見たいモノにアクセスをするという行動を起こさせてしまうネットの力は大きいと思う」とコメント。音楽番組についても「大衆に自分の音楽を聞いてもらうのはテレビなんだけど、本当に心を刺していく歌になっていくには、見たいと思う人の気持ちに対して答えていく。オンリーワンの時代だよね」と音楽とメディアの未来について、真剣に考えている様子だった。

 最後に吉田豪から「つい色々言っちゃうタイプですよね」と指摘されたASKAは「我慢できないから。こういう場を共有すると"みんな仲間だ!家族だ!"と思ってしまうわけ。もしかしたら敵になる人もいるかもしれないから気をつけなきゃいけないんだけど。これが俺が騙されるところで、俺はダメだよな」と笑みを浮かべながら話していた。(AbemaTV/『逆指名インタビュー』より)


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