千葉・銚子電鉄、経営難で実現「電車プロレス」 プロレスラー“9両編成”に客歓喜

 千葉県のローカル鉄道・銚子電鉄でまさかのコラボが実現し、大賑わいとなった。


 ぬれ煎餅でおなじみの千葉県・銚子市を走るローカル鉄道・銚子電鉄。その車内で行われているのは“プロレス”だ。


 銚子電鉄とプロレス団体DDTがコラボレーションし、電車プロレスが実現。臨時列車、限定40席の車両で行なったという。仲ノ町駅を出発して終点の外川駅で折り返す、およそ40分の闘い。次々と選手が登場する時間差入場バトルロイヤルだ。


 ただし、器物破損はもちろん、駆け込み乗車も反則となるなど、プロレスとはいえ電車のマナーに配慮したルールとなっている。選手たちは揺れる車内で「安心!」と掴まったつり革に助けられるなど“電車内マッチ”ならではの戦いを披露。さらに銚子電鉄をイメージした“銚電エビ固め”や“9両編成”も披露し、乗客を楽しませた。プロレスを楽しんだ観客は「すごい迫力」「日常でないので、普段乗っている電車でああいうことが起きると楽しい」と、満足げな様子だった。

 しかし、なぜ電車の中でプロレスが行われているのか。銚子電鉄は名物ぬれ煎餅の売り上げ増加で一度は経営難を乗り越えたが、利用者が再び減少。失った賑わいを再び取り戻すため、過去にもさまざまな楽しい企画を繰り広げ、話題を呼んでいる。


 銚子電鉄の竹本勝紀社長は「当社は経営状況が不安定だが、何事も即断即決で0.5秒以上考えないようにしている」とコメント。電車プロレスは「攻めの銚子電鉄」が繰り出す次なる一手だ。


 プロレスとのコラボレーション以外にも「イベント列車」の企画は存在する。例えば、夏には電車内をお化け屋敷に仕立てて、銚子にまつわる怪談を聞きながらさまざまな恐怖の仕掛けが乗客に襲いかかるという「お化け屋敷列車」、冬には車内と外装に社員さんが手作業でバルーンと電飾を施した「イルミネーション電車」などがある。地元の高校生がお化け役を演じるというお化け屋敷列車は、今年の夏も運行を予定しているという。


 また、銚子電鉄は駅名を売却している。駅名ネーミングライツ契約というもので、元々笠上黒生(かさがみくろはえ)という名前だった駅が、スカルプケア用品の会社と契約して髪毛黒生(かみのけくろはえ)という名前の駅になり、頭髪に悩みを持つ方が訪れるようになったと話題になっている。今年度は全駅売約済みだそうだ。

AbemaTV/原宿アベニューより)


(C)AbemaTV


続きを見る

0コメント

  • 1000 / 1000