NON STYLE井上「号泣会見」、リスクマネージャーが採点

 去年12月の自動車接触事件以来、謹慎中だったお笑いコンビ「NON STYLE(ノンスタイル) 」の井上裕介が謝罪会見を行った。

 頭を下げることおよそ1分、その後の会見は泣きっぱなしだった。井上は去年12月、車で帰宅中にタクシーと接触、そのまま立ち去ったとして道路交通法違反などの疑いで書類送検され、不起訴処分となっていた。

 井上は会見で事故の様子を「目の前のタクシーを追い抜こうとした時に僕自身ひょっとしたら当たったのではないかという感じはあったのですが、どこか自分の都合のいいように解釈してしまい当たっていないのではないかと思ってその場を離れてしまいました」と話した。また「逃げたわけではない?」との記者の質問には「逃げたという認識はないです」と答えた。


 接触したタクシーの運転手に謝罪をした際、タクシーの運転手から「気持ちは伝わりました。また漫才で笑わせてください」と温かい言葉で励まされたという。


 さらに相方の石田明についても言及し「相方の石田君にも本当にたくさんの迷惑をかけてしまった。申し訳ない気持ち。でも石田君が『井上の人生も自分の人生の一部だ』ということを言っていただいて、石田君にも本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話した。また「いつか石田君から相方が井上でよかったなって言ってもらえるように頑張りたいと思います」と決意を新たにした。

 相方の石田は9日にブログを更新。ちょうど飛行機に乗っていたという石田は「あんな不安なフライトは初めてでした」とつづり、井上の会見について「『自分の都合のいいように解釈した』ここに井上のすべてが現れていると思います。今までの井上はそうやって自分の都合のいいように解釈してきたんです」と厳しい言葉で追及した。

 また「会見でもまだそういうところが見受けられました。優しい意見に甘え、厳しい意見からは目を背ける。都合のいいところを人の言葉を借りて話して、都合の悪いところは明確にしていなかったように思いました」と苦言を呈した。


 一方で石田は「しかし人間そう簡単に変われる訳ではありません。これを機会に徐々にですが、変わってもらえれば。成長してもらえればと思います。」と今後に期待を明らかにした。

 最後に石田は「痩せてへんのかい!シャツのボタン一番上まで止めんかい!泣き顔ブスやな!」とツッコミを連発し、締めくくった。


 この「号泣会見」に同じお笑い芸人はどう感じたのか。お笑いコンビフットボールアワーの後藤輝基は、井上から「謝罪会見します」というメールを受けて「次、仕事場で頼むで」と応援メールを返信したという。また芸人の陣内智則 は「いつまでもクヨクヨできない。周りの僕たちがどうやってあげるか、そこも大事やと思う」と芸人たちの井上に対する接し方についても触れた。

 また、和田アキ子 は少しでも芸能界の風を忘れないように、と毎日井上に電話していたという。このことについてネットは「さすがに(井上さんが)かわいそうだと思う」「なにその拷問」と反応が殺到した。


 数々の芸能人や著名人の謝罪会見について分析するリスクマネージャーの石川慶子氏 によると、この会見には2つのポイントがあるという。会見の良かった点について石川氏は「タイミングとして活動停止、自宅謹慎後である点ですね。つまり復帰に向けた会見だというのがよく分かる」と話した。また号泣したことについては「マニュアル的には泣くのはNGとされているが、泣いたからどうとかじゃなくてそこに涙に伴った感情が表現されているかが大事。彼の言葉に嘘はないと私は思いますね」と話した。

 一方で悪かった点については「ネクタイの締め方が緩い。ちゃんと上まで締めましょう。最初のメッセージを言うとき、目線がずっと下なんですね。記者の背後にいる人たちに本当に伝えようとしたらやはり目を上げてカメラに向かって言うとか、その辺がマイナス。100点満点はあげられないが、90点くらいかな」と分析した。


 街の人にも「ごめんなさいという気持ちは伝わってきました?」という質問をぶつけたところ、「十分伝わっているし、相方さんも謝ってるじゃないですか、だからもう帰ってきてもいいんじゃないかな。そんなに怒っている人もいないだろうし」「ナルシストキャラだからこそああいう表情を見せられたことはすごく反省されているのかなと思いました」などの意見があがった。

 井上は会見で「謹慎している間にもファンの方々がSNSにコメントをくださって『ずっと待ってますので』という言葉もファンからいただいて、ファンの方々のためにもしっかりとした漫才を石田君と一緒に頑張れたらと思います」と復帰後も漫才を続けたいという気持ちを明かした。井上は事故以来3カ月間謹慎しているが、復帰の時期はこれから所属事務所と話し合って決めるという。(AbemaNewsチャンネル/AbemaWaveサタデーナイトより)

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