「試聴するような感覚で気軽に楽しんで」 結成10周年のSCANDALがAbemaTVで生演奏披露へ

 あす2月15日に2枚組のベストアルバム『SCANDAL』をリリースするSCANDAL。


 2006年に大阪で結成、2008年に『DOLL』でデビュー。翌年には『少女S』でレコード大賞新人賞を受賞。2012年3月には日本武道館での公演を異例の速さで実現させるなど、ガールズバンドとして音楽シーンを開拓、結成から10周年を迎えた。


 そんな彼女たちの姿に憧れて楽器やバンドを始める女の子も現れ、一昨年に開催されたコピーバンドコンテストには国内外から627組がエントリー、改めてその影響力の大きさを知らしめた。


 あすのリリースにあわせ、AbemaTVの音楽チャンネル「SPACE SHOWER MUSIC CAST」が、彼女たちのプレミアムトーク&スペシャルライブ番組を生放送する。AbemaTIMESでは今回のベストアルバム、そして番組に込める思いをメンバーに聞いた。

ーー今回のベストアルバムのタイトルはセルフタイトルなんですね。


RINA(Drums & Vocal):そうなんですよ。"SCANDALとはこういうバンドです"という仕上がりで、『SCANDAL』というタイトルもこのときのためにとっておいた!という感じです。


ーーこれを聴いてもらえれば、SCANDALのことがわかると。


RINA:もちろん結成してから10年間のストーリーも感じることができるし、新曲も2曲入っているので、これからの活動も楽しみになるような内容になっていると思います。


ーー収録曲はファン投票で決まったということですが、結果は予想どおりでしたか?


HARUNA(Vocal & Guitar):私たちも同じ気持ちだなと思ったし、納得の選曲ばかりでした。でも、古坂大魔王さんがプロデュースした『SCANDAL IN THE HOUSE』のような打ち込みの曲も含め、アルバム曲やカップリング曲の中から、自分たちでは選ばなかったかも、という曲も入っていて。ファン投票ならではの、すごく面白い結果になっていると思います。


TOMOMI(Bass & Vocal):ライブでいつも演奏している曲もたくさん入っているので、自分たちでも「これが私たちだよね」って再確認できました。


ーー全体を通して聞くと、色々と思い出すこともあるのでは?


MAMI(Guitar & Vocal):過去の曲を一度にこれだけ聞き返す機会はなかったので、改めて「あぁ、こういうイントロだったね」とか「こういうフレーズあったね」とか、私たち自身盛り上がりましたね。ライブではアレンジを変えて演奏している曲もあるので、オリジナルはこうだったね、という懐かしさもありました。あと、一曲に注いでいるパワーがものすごいなあって(笑)。


RINA:遡れば遡るほど、一曲あたりのカロリーが高かったなって(笑)。


MAMI:楽器のプレイも、声も今と昔では全然違うんですよね。


RINA:そうそう。変化したな〜って(笑)。

ーー結成してから本格的な楽器のトレーニングを始めたということで、最初の方は苦労の連続だったのではないですか?


HARUNA:最初の方がむしろ”バンド楽しい!”って感じで、あっけらかんとしてたよね(笑)


RINA:私は結成したときが中3で、それから大阪の高校に通っていたんですが、デビューのタイミングで東京の高校に編入試験を受けて。その頃は本当にバタバタしていたし、大阪の女子校から都会の共学校に入って馴染めるかなというドキドキ感、不安があったことを思い出しました。みんな私生活の変化に対応しながら、バンド活動をよく両立させてきたなって思います。


ーー10年の間に、10代から大人の女性になって、成長したなって感じることもありますか?


RINA:MAMIは今でこそソングライティングを中心になってやっていますが、昔は一番歌詞を書いている量が少なかったんですよ。それがある時期からガラッと変わって。それまでも演奏の時にはバンマス的な立ち位置ではあったんだけど、制作面でも突然才能がバーッと花開いたよね。


TOMOMI:そう。音楽に対して、もっとこうした方がいいんじゃないかっていう意見が溢れるように出てくるようになりましたね。


MAMI:他の方の曲を聴いていて、昔は「あれもこれも良い、これも好き」っていう漠然とした感じだったのが、ガラッと変わったと思います。どうして良いと思うのか。フレーズにしても、どうして好きなのかと突き詰めて考えるようになりましたね。

ーー音楽シーン全体から見たら、女性のバンドよりも男性のバンドの方が多いように思うんですが、そんな中、SCANDALはずっと牽引してきた感じがあります。しかも、コピーバンドコンテストを開催したり、バンドスコアも積極的にリリースしたりと、活動から次の世代の女の子たちへの思いも感じます。


HARUNA:私たちが活動を始めた頃はガールズ・バンドが少なかったということもあって、仲間を増やしたいなとか、もっと身近なものなんだよっていうのを伝えて行けたらいいなという思いからコピーバンドコンテストを開催して、バンドスコアもアルバムを出すごとにリリースしてきました。


MAMI:バンドや楽器って男の人がやるもの、みたいな意識もまだあるんじゃないかなって。でも、そんな決まりなんて無いし、女の子たちが楽器やりたい!って言ってくれたり、そこから私たちのコピーをしてくれるのはとても光栄なことだと思います。そういう世代のバンドも増えてきていると思うし、実際にデビューした子たちもいるので、とても嬉しいですね。

 

ーー結成10年という一区切りですが、ここからの展開は?

 

RINA:結成して10年目なんですが、デビューしてからは8年目なので、「デビュー10年」のところまでのスケジュールを考えて、制作をやっている最中なんです。だから、2018年を最高潮で迎えることが、まずは一番の目標ですね。


TOMOMI:2018年!!そう聞くと、なんかすごいよね(笑)。


MAMI:先の未来だと思ってた(笑)


ーー結構あっという間に2018年が来ちゃうんじゃないですか?


HARUNA:うん。意外とすぐですよね。


RINA:そこに向けて、どんどん考え方がシンプルになってきているなって感じています。かっこいい曲を作って、いいライブをする。今よりもいいバンドになりたいという気持ちだけですね。お客さんが来てくれるところには絶対行って応えようよっていう向き合い方なので。自分たちの中では海外だってそんなに特別なものとは思ってないんです。そのための曲や演奏を考えてこれまでもやってきたし、新しいことにも少しずつチャレンジして来たので、これからもそういう姿を楽しみにしてもらえたら嬉しいですね。

ーー今回、ベストアルバムのリリース日に「AbemaTV」でスペシャル記念特番が生放送されます。過去のライブ映像を見たり、10年間の歴史を振り返るトークがあったり。新曲の生演奏の披露も注目ですね。


HARUNA:当日は新曲の他に、ベストアルバムからライブでは欠かせない"あの曲"も演奏して、音楽番組さながらにお届けしようと思ってます。この10年、私たちがどういう風に活動してきたか。番組でぎゅぎゅっと見ることができると思うので、初めての方にも楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。


RINA:AbemaTVさんのアプリは、視聴予約したら見逃さないように直前にお知らせしてくれるし、新聞のテレビ欄を見ている感じで便利ですよね。私もスマートフォンでめちゃめちゃ利用しています(笑)。


ーーありがとうございます(笑)


RINA:なので、本当に気軽に楽しんでもらいたいなと思います。今まで付いてきてくれたファンのみなさんはもちろん、どんなライブをするんだろう、どんな人たちなんだろうなっていう方もぜひ!


TOMOMI:番組を見ていただいて、どんな面からでもいいので、SCANDALって良いかもって、少しでも思ってもらえたらいいですね。来月からは47都道府県でライブをするので、実際に会いに来てもらえたら嬉しいです!


MAMI:CD屋さんだったり、音楽配信で試聴するような感覚で気軽に観てもらえると思うし、しかも音だけじゃなくて映像もついてるので、こんな感じなんだっていうのを知ってもらうきっかけになったらと思います。番組を告知してから、みんなが楽しみにしてくれているのもSNSを通して伝わってくるので、生演奏の方も頑張ります!それも含めて、結成した10年前だったらできなかった音楽との接し方だと思いますね(笑)。

(撮影:野原誠治)


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