感情的なスピーチから「演説」へ トランプ新大統領の性格を分析

 「トランプ政権はこれまでとは比較にならないほど最もIQが高い政権だと断言するよ」

 就任式を目前に控えた19日、トランプホテルで指名した閣僚候補らとの昼食会にて、こう言い放ったトランプ氏。さらに前夜祭では「前にも言ったが4年後の大統領選では完全勝利するぞ」とすでに二期目も見据えた発言も飛び出すなど、意欲満々のトランプ氏だったが、華やかな前夜祭の外では反トランプデモが支持者らと衝突し、デモ隊が警察に拘束される事態に発展していた。

 トランプ氏はスピーチの原稿を3週間前から自身で考えていたという。立教大学ビジネススクール・田中道昭教授は、自身が行っているトランプ氏の性格分析の結果から「トランプ氏は、歴史に残るような、歴代大統領の中でも最高のスピーチをしようと考えているのでは」と分析。また「就任演説で求められているのは細かい政策を詳細に語ることではなく、4年間の期間の中で自分がどういうことを国内外にしていくのかを語る、ということがミッション」とした。


 すでに就任演説は終了したが、田中教授は「勝利演説のときは今までの感情的なスピーチから、ヒラリー氏への気遣いを見せるなどまさに『演説』へと変わった。アメリカ大統領の就任演説はこの先何十年と語り継がれるものであるので、おそらく感情的な言葉は抑えて、大きなビジョンで世界を鼓舞するような演説になるのでは」と意見を述べた。


 また、田中教授は、注目するポイントとして「分断された有権者の一致団結」を挙げた。トランプ氏は1年以上に渡る選挙戦の中で、既存メディア批判など「分断」することによって有権者の信頼を得てきた側面もある。


(写真:米ワシントン・反対デモ風景)


 トランプ氏も研究しているといわれる歴代大統領の就任演説では「一致団結」というキーワードをどのように表現してきたのだろうか。


 レーガン大統領は「政府がわれわれの問題を解決するのではなく政府そのものが問題だ」と、対政府という構図で国民の団結を煽った。


 ケネディ大統領は「国があなたたちのために何ができるかではなく、あなたたちが国のために何ができるかを問いかけよ」と、国民に受け身ではなく主体性を求めていた。


(C)AbemaTV

本格ニュース番組! AbemaPrimeは平日夜9時から「AbemaNews」チャンネルにて放送中

続きを見る

0コメント

  • 1000 / 1000