格闘家・青木真也、「脱糞疑惑」の真相を激白  長島☆自演乙☆雄一郎戦を振り返る

 こんにちは。青木真也です。格闘家です。2016年も残す所、数日となりました。格闘技界としては年末=年末大会です。今年は出場しませんが、2006年から2015年の大会まで10年連続10大会、お仕事させて頂きました。昨年の桜庭戦で10年間勤続とのことで、日本格闘技から退職させて頂きました。

 10年もお仕事させて頂くと色々とあります。勝った試合も負けた試合もありますし、良い思い出も悪い思い出もあります。今回は長島☆自演乙☆雄一郎との試合(2010年12月31日)を思い出してみます。


 1RがK-1ルール、2RがMMAルールのミックスルールで行われた試合だったのですが1Rを一生懸命逃げて2Rの自分の土俵で壮絶にノックアウトされました。賛否両論でネットは炎上し、『サンデーモーニング』(TBS系)では張さんに「喝!」をつけて頂きました。光栄です。ネットでは『脱糞疑惑』も出ましたが『ウンコ』は漏らしていません。大事なことなので、もう一度。「ウンコ」は漏らしてません。ですが脱糞疑惑が出る程、観客の心を動かした仕事が出来る選手は今後出て来ないでしょう。誇りに思います。


 冗談はそこそこにしまして、意識を失う深いノックアウトでした。その当時、結婚したばかりで妻のお腹には長男がいました。テレビに出る格闘技選手の嫁で『キャー!うらやましい!』と思われるかもしれませんが、妻に聞くとなかなか大変です。以下、ノックアウトされた僕の行動です。

 1:顎が折れたかもしれない(折れていなかった)と病院に行く。

 2:同じ事を何回も繰り返し聞く。勝ったの?負けたの? 最初は心配ですが段々、面倒になるそうです。2-3日続いたそうです。

 3:記憶がまったくない。お腹が大きい妻に子供は産まれたのかと聞いたそうです。スポーツ選手の妻って大変ですね。生活も不安定ですしお薦めしていません。公務員、安定した会社員の妻をお薦めしています。


 長島戦は負け試合ですし、賛否の「否」が多かった試合なので未だに気を遣って頂く事も多いです。しかし、僕は何とも思っていません。むしろ、何年も経っているのに、未だにウェブで拡散されて話題になっている事をありがたく思っています。僕の代表作ですし、僕が主語で語られる試合なのです。観客の感情を揺さぶるのがプロだとすると、僕はプロの仕事を120%しました。どんな仕事でも来た仕事に対しては一生懸命やるのが、僕の仕事に対する考えなので、自分の子供に見せたい試合でもあります。勝った試合よりも負けた試合を子供には見せたいですね。如何に立ち上がり、負けを如何に勝ちにするかを教えるのにスポーツはもってこいなのです。


 今年の年末大会に出場される選手には「脱糞疑惑」が出る程のアツい試合をお願いします。お身体を大切に。皆様、今年もお世話になりました。良いお年をお迎え下さい。

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