鈴木宗男氏、青山繁晴氏が語る 「北方領土問題」今後の展開は?

 15日から2日にわたり開かれた、日ロ首脳会談。 北方領土が旧ソ連に占領されてから71年が経つ中、安倍総理は元島民の痛切な思いを胸に、日ロ首脳会談に臨んだ。今回の会談では、北方四島における共同経済活動について、交渉を開始することで合意がなされ、平和条約の締結に向け大きな一歩となった。だが一方で島の返還については、具体的な進展はみられなかった。

 先行きが見えない北方領土問題だが、今後どのように展開するのだろうか。北方領土問題に詳しい2人の論客、新党大地代表の鈴木宗男氏と自民党参院議員の青山繁晴氏 に「もし任されたら、どうしていくか」という質問をぶつけた。

 鈴木宗男氏は 「私は56年宣言を履行します。そして国後・択捉についてロシアと協議していく」と話した。56年宣言とは、1956年の日ソ共同宣言 で「平和条約締結後、ソ連は歯舞群島および色丹島を日本へ引き渡すことに同意する」と宣言したもので、16日に、プーチン大統領は「1956年の共同宣言をベースにした話し合いに戻った」と発言している。鈴木氏は日ソ共同宣言を履行することで、まず、歯舞・色丹の主権を取り戻し、「国後・択捉については、主権はロシアであっても、施政権は日本がとる。共同管理や共同統治などの形もありますから」という考えを示した。

 一方で、青山繁晴氏 は「ロシアに対する制裁から抜けること」と話した。ロシアは武力を背景にウクライナ南部クリミア半島の編入を一方的に宣言したことで、欧米を中心とした対ロ制裁を受けている。ロシアは日本が制裁から抜けてほしいという思惑があるという。青山氏は「最初は国際社会で非難を浴びるだろうが、制裁から抜けることで話し合いのテーブルは変わってくる、その後、話し合いを進める」という考えを示した。また、「ロシアが一番懸念しているのは、北方領土に米軍が進駐することだ」と指摘する。11月上旬にモスクワで開かれた会談 で、パトルシェフ安全保障会議書記 が「(2島返還した場合)島に米軍基地が置かれるのか?」と聞いたところ、谷内国家安全保障局長 が「可能性はある」と答えたことで、ロシアに懸念が広がっているという。

(C)AbemaTV

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