プーチン大統領も元職員 ロシアがKGBを復活させる可能性も!?

 支持率80%と絶大な支持を得ているロシアのプーチン大統領が11年ぶりに来日する。


 プーチン大統領と言えば、大学を卒業後、KGB(ソ連国家保安委員会)に所属していたと言われており、1988年にロナルド・レーガン大統領がモスクワの「赤の広場」を訪問した際の写真に写っている人物が、若かりし頃のプーチン大統領だと言われている。旅行客に扮し、レーガン大統領のすぐ近くにいたというのだ。

 ロシア事情に詳しい政治評論家の落合浩太郎氏によると、ロシア人にとって、KGBの職員は英雄であり、憧れの存在だったという。対外情報機関のSVRと対内情報機関のFSBの2つに分けられ、反体制派の弾圧のためには暗殺などもいとわない組織に成長していったという。2010年にFBIに検挙された"美しすぎるスパイ"ことアンナ・チャップマンという女性がKGBにはおり、ハニートラップを駆使するその活動がハリウッド映画のモデルにもなった。


 KGBは1991年のソ連崩壊で既に解体されているが、先のアメリカ大統領選では、ロシア政府がドナルド・トランプ氏を勝たせるためにサイバー攻撃を仕掛けたという分析結果を米CIAがまとめるなど、ロシアの情報機関に再び注目が集まっている。


 情報工作を駆使して有利な政治情勢を生み出すのはKGBの伝統的な手法。実際にロシアではプーチン政権がかつてのKGBのような組織を設立する可能性があると報じる地元紙もある。落合氏は「ロシア政府はノーコメントの姿勢のため、憶測の域を出ないが、もし昔に戻るのであればとんでもない巨大な組織ができることになる」と指摘する。

 作家の塩原俊彦氏は今年2月、「KGBの後継機関に所属している」と自称する男に拉致されたという。塩原氏は「私が毎年ロシアに国防産業、国防政策を調べに行っているから気になったのでは」とその理由を推測する。「名目はビザ取得について不備があるということだったが、ロシアのスパイにならないか、なれと脅してきた」と生々しくその体験を語った。「彼らは自分たちが知りたい情報を提供すれば、塩原氏がロシアで会いたい人に会わせる、報酬を支払う」と取引も持ちかけてきたという。塩原氏は同意するという署名をしたまま無視しているという。


 塩原氏は「FSBはロシアの官庁の内部や民間企業など多くの場所にエージェントがを送り込み、監視している。その事実をロシアと貿易する人に教えていかないといけない。日本人の多くはその事実さえ知らない、これが最大の問題点だと思う」と指摘した。


 落合氏も、日本には外国のスパイが必ずいると指摘し、冷戦時代にはCIAによる自民党支援に対抗し、自民党に敵対するような勢力に資金援助を行っていた可能性も示唆した。


 古田大輔・BuzzFeedJAPAN創刊編集長も、"スパイ天国日本"とも言われている現状に対し、何らかの対策が必要であると訴えた。

(C)AbemaTV

続きを見る

0コメント

  • 1000 / 1000