「突然の暴力」「今日も朝からいやがらせ」 強烈な個性で注目の「水野しず」って?

 「ミスiD2015」グランプリ受賞、モデル、イラストレーターとして活躍し、強烈な個性を放つ水野しず氏、27歳。


 東京都新宿区の画廊で開かれている個展に足を踏み入れると、水野氏が手がけたド派手で奇妙な作品が並んでいる。作品に関しては「分からなくて大丈夫なんだよ、分からなくても大丈夫なものを描いているから分からなくても大丈夫なんだ」と説明する水野氏。


 駆け付けたファンは"アーティスト・水野しず"の魅力について、「どこ行っても何やっても水野しずだって分かるのが魅力的だなと思う。」「エネルギーが込められてるというか、見た時にバッと心臓を掴まれるようなそういう衝撃性がある。」と話す。


 会場である新宿眼科画廊のオーナー・田中ちえこ氏は「例えばしずちゃんって搬入の日に来なかったりするんです。多分他の画廊だと許されないと思うんですけど、私はそういう部分もスゴく面白いなと思っているので、普通じゃない感じのことを色々して欲しい」と、水野氏を大絶賛。


 そんな彼女の作品を象徴するのは、奇妙なイラストに添えた独特な言葉だ。あるイラストには「突然の暴力」とあり、あるイラストには「ハンサム」や「今日も朝からいやがらせ」など、一般人にはなかなか理解できない世界観が展開されている。


 「絵を描いている時は言語と実像をそんなに自分の中で区別していない。言語って日常生活の中にあるじゃん。自分にとってはそれがスゴイ自然なことで、イラストだからといって言葉を取り除いてサイレントにするって発想がそんなないんだよね。やっぱり自分の自然な受け取り方として、普段の生活の文字情報っていうのが頭の中に入ってくるから絵にも反映させちゃう」と、イラストに独特な言葉を添える理由を語る。


 そんな注目アーティストの制作現場は、いくつもの段ボールが放置され、ビニールや絵の具などで床が埋め尽くされている、お世辞にもキレイとは言えない自宅だ。


 本棚に並べられたアートに関する様々な書籍。「絵を描くときに見たりするやつ。下町とか団地の写真がいっぱい載ってる資料集で、実際の空間に行くのも好きなんだけど、自分のイメージの中の空間みたいな所に行くのが好きだから、そういう時に補助として見るよね」。


 「自分の中に伝えたいメッセージとか、『これを言いたい』みたいなことがあるわけじゃなくて、見た人が困惑して欲しいし、困惑することによって受け取れる領域とか許せる領域が広がって欲しいなって思う」という水野氏、次は舞台の世界に挑戦するそうだ。

(C)AbemaTV

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