メタリカ、8年ぶり待望の新作 その偉大なる足跡

 先日、2008年の『デス・マグネティック』以来8年ぶり11枚目となるスタジオ・アルバム『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』をリリースした、ヘビィメタル・バンド、メタリカ。アルバムの発売に合わせて公開中なのが、自分の名前など好きな文字がメタリカ・ロゴ風になるメタリカ・ロゴメーカー<METALLICATOR>(http://metallica.alwaysdata.net/)で、SNS上やブログで話題を呼んでいる。


 作り方は、好きな文字を入力して【OK】を押すだけ、と至ってシンプル。自身の名前のみならず、メタリカのアルバムリリースにお祝いコメントを寄せていたBABYMETAL、先日、16年半ぶりのシングルがプラチナ認定されたHi-STANDARD、年内をもって解散するSMAPなどの文字をメタリカ風ロゴにして楽しんでいるファンも見受けられる。


 ニューアルバムからの先行シングル『ハードワイアード』は、現在のバンドの勢いを凝縮したような3分間強のトラックだったが、アルバム全体はCD2枚組というボリューム。デラックス盤にはさらにもう1枚CDが付き、それには本作収録曲の源になったギター・リフが収録されている。ファンにとっては、まさに待望の新作だ。


 メタリカは、2013年12月に南極大陸でコンサートを行うという画期的な試みを行い、1年の間に7大陸すべてで演奏を披露した世界初のアクトとなって、ギネスブックにその名を刻んだモンスターバンド。


 1981年の結成から35年経ったメタリカは、これまで発売したアルバムの累計販売数は世界中で1億1,000万枚以上といわれており、2009年には「ロックの殿堂」入りも果たしている。


 1983年に発表したデビューアルバム『キル・エム・オール』はヒットこそしなかったが、翌年の1984年にリリースしたセカンド・アルバム『ライド・ザ・ライトニング』は、全米でミリオン・ヒットとなり、プラチナディスクに認定され、アメリカだけで600万枚以上を売り上げた。


 1991年にリリースされたセルフタイトルの5作目のアルバムは通称『ブラック・アルバム』と呼ばれ、メタリカ初のBillboard 200の1位を獲得し、トップ200に288週チャートイン。2014年5月には全米累計販売枚数が1600万枚を突破。全世界では現在までに3,000万枚近くを売り上げている。


 2003年に発表されたメタリカの8枚目のオリジナル・アルバム『セイント・アンガー』は、アメリカのファンたちがCD炎上パーティーを行ったようにファンやメディアの間では賛否両論ある作品だが、先行シングル『セイント・アンガー』でグラミー賞ベスト・メタル・パフォーマンス部門を受賞。アルバム自体もアメリカでダブル・プラチナ・レコードを獲得し、日本のオリコンチャートでは、バンド初であり現在唯一の1位を記録。日本では20万枚近くを売り上げた。


 前作の『デス・マグネティック』は、ビルボード200でスタジオアルバムが5連続初登場1位というアメリカのバンドでは唯一の記録を持つこととなり、第51回グラミー賞の「ベスト・ロック・アルバム部門」にノミネートされた。


 これまでに9度のグラミー賞、2度のアメリカン・ミュージック・アワード、多数のMTVビデオ・ミュージック・アワードを受賞したメタリカ。今回のニューアルバムでは、どのような記録を打ち立てるのだろうか。

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