「ラッパーとして地に足が着いた」 KANDYTOWN・YOUNG JUJUソロインタビュー

世田谷を拠点に活動する大所帯のヒップホップクルー・KANDYTOWNから、ラッパーのYOUNG JUJUが初のソロアルバム「juzzy 92’」を発表した。本作には、IO、呂布、NeetzらKANDYTOWNのメンバーはもちろん、FEBB、jjj、B.D.など多様なメンツが名を連ねている。満を持してのソロアルバムを発表したYOUNG JUJU本人がその近況やアルバムについて語ってくれた。


ーーKANDYTOWNのツアー「KANDYTOWN 5CITY TOUR POWERED BY CARHARTT WIP」が評判ですね。 

YOUNG JUJU:ありがとうございます。みんなでツアーまわれたりするのはとても嬉しいです。

ーーJUJUくんはKANDYTOWNのインタビューでも「KANDYTOWNとして仲間と作品が作れたのが嬉しかった」と話していましたね。  

YOUNG JUJU:はい。KANDYTOWNとしてアルバムを作ることは結構大変なことなんで完成した時は嬉しかったですね。期限がなかったりまとめてくれる人がいなかったらあのアルバムはできなかったと思うのでレコード会社の方々に感謝してます。 

 ーーKANDYTOWNのメンバーに『juzzy 92’』を聴かせたんですか?

YOUNG JUJU:あーまだちゃんと渡せてないメンバーもいると思いますがだいたい渡したと思います。みんな、おーおめでとう!!って、感じでした!(笑)。

ーーソロアルバムはどんな作品になったと思いますか?

YOUNG JUJU:“ラップする”っていう作品にはなってるのかな。1人でアルバム作るのは、KANDYTOWNみたいに3〜4人くらいの仲間と作るのとは全然違いましたね。こうしてソロアルバムを完成させてようやくラッパーとして地に足が着いたという感覚はあるんだけど、正直まだ作ってたいって気持ち。これを世に出したくないと思う時もありました。

ーー「もっとやれた」という感じですか?  

YOUNG JUJU:なーとか(笑)。そしたらもっといいものが作れたと。当たり前のことですけど。そういうの、考えないでやれるようにならないとダメですね。まぁでも本当にこのアルバムを作るにあたって、いろんな人がサポートしてくれたんで、それに応える意味でも「もっとやれただろう」って思ってしまいます。  

ーーちなみに宇多丸さんはインディから出したRHYMESTERの1stアルバム『俺に言わせりゃ』の出来が不本意すぎて「本当に廃盤にしてほしい」と思ってるみたいですよ。 

YOUNG JUJU:とても共感できます(笑)。 今はもう「もっとヤバいの作れるから」ってなってますね。「juzzy 92'」の存在を消すために、くらいの勢いで今は書いてますね。

ーー今回のアルバムでボツになった曲はありますか?  

YOUNG JUJU:書いただけ、とかのも入れれば6曲くらいあるかな。最初はNeetzの曲が「Angel Dust」のほかに2-3曲あったんです。徐々になくなったり、締め切り3日前とかに2人で話して今は出さないって判断したりNeetzは「本気で言ってる?」 みたいなシリアス入ってる瞬間もあったんですけど(笑)。 

ーートラックもKANDYTOWNの時とは全然違いますね。  

YOUNG JUJU:そうですね。同時期にKANDYTOWNのアルバムを作っていたので、結構今までにやってないタイプのもあったって感じでしたね。ただリリックだったりは結構サクッと書けたりノリが良かったりで結果的には良かったかなって。

ーーJUJUくんとFEBBくんの組み合わせは少し意外だったんですが、彼にもJUJUくんが声をかけたんですか?  

YOUNG JUJU:共通の知り合いを介して数年前に知り合いました。前はビートもらうって話してたりがあったんですけどタイミング合わなくて…。でも、また徐々にライブとかで会うにようになってきて。それでFEBBに「アルバムを作るからビートが欲しい」とお願いしたら20曲くらい送ってくれたんですよ。でもその中にあったやつは結局使ってないかな…。たしか。

ーー出来が良くなかったんですか? 

YOUNG JUJU:いや、そんなことないですね。FEBBのビートはすごくかっこいいですよ。ただなんか当時の俺のバイブスとか、かな。で、またお願いしたら直ぐ合わして送って来てくれて。FEBBのそういう手伝ってくれたのは嬉しかったですね。  

ーーFEBBくんは「Tap This Feat.FEBB」でキレたラップをしてますね。  

YOUNG JUJU:この前、福岡でこの曲をFEBBと一緒にライブでやったんですけど、凄く楽しかったですね(笑)。 そん時はJ(jjj)君もいたしnosh君もいたしMUDもいたから最高でしたね。

ーーこの曲はどんなことを歌ってるんですか? 

YOUNG JUJU:この曲は「どうせみんな俺らのこと好きなんだから『いいね』押せよ」っていう。FEBBが「俺はこれで書いたから」って。ビートの時点で「Tap This」というタイトルだったんです。 


ーーアルバムの中でも「Live Now feat. B.D.」はちょっとカラーが違いますね。 

 YOUNG JUJU:そうですかね…。とにかく一緒にやらしてもらって嬉しかったです。  

ーーJUJUくんにとってB.D.さんは大きな存在なんですか? 

YOUNG JUJU:大きな存在…というか、僕から一方的にB.D.さんかっこいいっす。って感じです(笑)。 

ーーどういうところがかっこいいと思いますか?  

YOUNG JUJU:B.D.さんに会って話してみたらわかると思います。あ、僕が「GROW AROUND」で働かしてもらってる時に言ってもらった言葉とか、なんか先生の言葉みたいな、、僕バカなんで少し経ってからわかるじゃないですけど、考えさせられるみたいな…。

ーーそれを踏まえて「Live Now Feat.B.D.」を聴くと本当に感動的ですね。 

YOUNG JUJU:この曲だけはKANDYTOWNのみんなに聴かせたんですけど、「これB.D.さんお前のこと歌ってない?」とか。僕はとにかく一緒にやれたことが本当に嬉しかったですね。ブースにB.D.さんがいて、その横に俺が座ってて。これは誰に理解されなくても、俺でしか感じることのできない感情だろうなって。 1人で熱くなってましたね(笑)。

ーーアルバム作った意味ありましたね。

YOUNG JUJU:そうですね(笑)!B.D.さんとやれたっていうのは本当に。PV撮影にもB.D.さんの周りの方々に差し入れもらったり、少し映ってもらったり。今年は特にそういうこと多かったんで嬉しいこと続きでしたね。これからまたスタジオ篭ってやることやろうって思えてるんで今は楽しいです。早くレコーディングがしたいですね。



                                     TEXT:宮崎敬太

             PHOTO:大野隼男・Kisshomaru Shimamura(http://kisshomaru.com/


TITLE:juzzy 92

発売中(P-VINE RECORDS/BCDMG/KANDYTOWN LIFE)

<トラックリスト> 

1. Hallelujah Produced by DJ Scratch Nice 

2. The Way Produced by MASS-HOLE 

3. Angel Dust feat. Neetz, IO Produced by Neetz 

4. Tap This feat. FEBB Produced by FEBB 

5. First Things First Produced by FEBB 

6. Skit 24/7 Produced by MIKI / Backing Vocal by IO 

7. Live Now feat. B.D. Produced by jjj 

8. Prrrr. feat. DONY JOINT Produced by Jazadocument 

9. Ready Produced by JASHWON 

10. Speed Up Produced by Ryohu / Backing Vocal by Ryohu 

11. Til I Produced by U-LEE 

12. DownTown Boyz feat. Ryohu Produced by Ryohu 

13. Worldpeace feat. Gottz Produced by jjj / Backing Vocal by Ryohu 

14. Outro Produced by Jazadocument 

Executive Producer: JASHWON/Co. Producer: BOMBRUSH



YOUNG JUJU “The Way”


唾奇, IO & YOUNG JUJU - Same As

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