追い込まれる朴槿恵大統領 抗議デモがここまで盛り上がる理由とは

 韓国で4週間連続の朴槿恵大統領退陣を求めるデモが発生。19日は全国規模では75万人が集まったという。朴氏を裏で操っていたとされる崔順実容疑者との関係が問題視されているが、この件について19日に放送された『みのもんたのよるバズ!』(AbemaTV)で議論が展開された。


 参議院議員の青山繁晴氏は「経済が良かったらここまで問題になっていない」と、デモが相次ぐ背景に韓国経済の失速があるとの見解を述べた。そしてコリア・リポート編集長の辺真一氏は「崔容疑者は大統領府に出入りしていました。そして、朴氏との関係はあたかも大統領が上司に決済を仰ぐかのようなものだったのです」といびつな関係を指摘。


 そして、辺氏はこう続ける。


 「弾劾まではハードルがあります。ただし、辞任は国民が求めています。内政は新首相に求める。自分はお飾り的に行くという判断はありますね。彼女は最後まで、任期を全うします。徹底抗戦するのでは、と思います」


 青山氏は「朴氏が大統領でいる限りは、日中韓できっちりと外交をやるしかない状況です」と述べ、辺氏も「日韓関係でも、朴氏が最高責任者なので、そこに従わざるを得ないです」と、レームダック(死に体)ながらも朴政権と付き合う必要性を述べた。


 また、韓国の大統領は、任期終了後に自殺や逮捕など様々な不幸に追い込まれるが、朴氏はどうなるのか。辺氏はこう展望を述べる。


 「朴氏は11人目の大統領ですが、『私は二の舞にならない』と言っていました。しかし、結果は今の状況ですよ。韓国は大統領が絶大なる権限を持ちます。親族や後輩がドッと集まる。あの人はウチの村の出身だとか言い出す人がいて、権力に人々が群がります。本人の知らないところで集まり、自分の息子、妻方の人まで集まるのが、不幸の始まりです。それと、次期政権が『前の政権よりもクリーンです』とアピールする事情があります。前の政権が黒ければ黒いほど自分がクリーン。後任大統領が前任大統領を叩くのですね。ただし、今回現職大統領が叩かれるのは、あまりにも早いと思います」


 そして、辺氏は朴氏は初の女性大統領だっただけに「あなたもか…」といった国民の落胆があったと述べた。そのうえで、「パートナー(夫)がいなかったのが不幸。相談相手がいなかった。これが元英首相のサッチャー氏との違い」と述べた。それに青山氏も「旦那さんが相談相手。朴氏にはそれがいない」と同意した。

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