トランプ氏は日本を大事に思っている 安倍・トランプ会談は「世界を安心させるため」

 ドナルド・トランプ米次期大統領が閣僚人事に乗り出していることが各所で話題となっているが、果たしてこれから世界はどうなるのか。19日に放送された『みのもんたのよるバズ!』(AbemaTV)には、参議院議員の青山繁晴氏、国際コラムニストのケビン・クローン氏、国際メディア・コンサルタントの七尾藍佳氏が出演して議論を行った。


 青山氏は、安倍総理とトランプ氏の会談にトランプ氏の娘やその夫が居合わせたことに疑問の声が出ている件についてはこう答える。


 「お嬢さんとかお嬢さんの旦那さんがいてもおかしくない。むしろ変なのは、次期国家安全保障担当補佐官のフリン氏がいること。半端なことをやってるんですよ。公式な人がいたり、家族がいたりしてね。安倍首相は17日にトランプ氏と会いましたが、今回、外務省は水面下でトランプに会うことを反対しました。だってオバマ氏がまだ大統領なんですよ。つまり、岸田外務大臣は指導力発揮できなかったんです」


 これを受け、クローン氏はこう語る。


 「外交は人だってことです。人と人の人間関係が大事。外務省で反対した人がいるかもしれないですが、今回はいい手を打ちました。トランプ側は外交経験はない。だが、フリン氏をいれ、真面目に対応していると思います」


 また、今回安倍氏はトランプ氏は90分会談を行ったというが、外務省は「長時間会うな」と伝えたというがなぜか。七尾氏はこれはオバマ氏が現在の大統領だからだと状況を説明した。


 こうした状況ながら安倍氏は世界の首脳でもっとも早く大統領選後のトランプ氏に会ったわけだが、青山氏は「一番大きい理由は、世界中が心配しているってことです。日本がアメリカと一番近いから意思を確認するってことが重要でした」と語り、クローン氏も「安倍氏はフィリピンのドゥテルテ大統領とも話しました。日本は早めに手を打った方がいいです」と同意した。


 一方、この日の番組では「トランプ派」として紹介されたクローン氏に対し「反トランプ派」として紹介された七尾氏は「安倍さんって日本のトランプ的なところがあります。ポピュリスト。国民の感情に訴える政治家はトランプと共通点。あとはおぼっちゃま。だから会えたんじゃないかな。トランプ氏は自分のことをおだててくれる人が好き。アメリカ大統領はイエスマンで固めたら危険なのですが…」と語った。


 また、トランプ氏の娘・イバンカ氏が駐日大使になるのでは、という話もあるが、これについてクローン氏は「自分の娘を人質に出すようなもの」と述べた。こうしたアメリカ側の姿勢について青山氏はトランプ氏が日本の核武装容認とも取れる発言と絡めてこう語る。


 「トランプ氏は、『日本も韓国も核兵器持て』という発言は修正しています。持ってもいいとはいったが、持つべきだとは言っていないと言っています。日本が大事だと思ってるのは間違いないですよ」


 というわけで、「トランプショック」などの言葉もある中、そこまで心配しないでいいのでは、といった意見も発せられたこの日の番組だった。

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