リスニングの時間中は空港で離着陸の禁止も…世界でトップクラスの学歴社会・韓国

 朴槿恵大統領の親友・崔順実氏の娘が大学に裏口入学疑惑が浮上している。名門と呼ばれている梨花女子大学体育学科特待生の選考に突然乗馬が追加され、書類選考では800満点中350点だったにも関わらず面接では、200満点中192点だったのだという。


 そんな中、韓国で日本の大学入試センター試験にあたる「大学修学能力試験」が行われた。


 韓国の難関大学はこの試験の成績を重視するため、受験生にとっては「今後の人生を決める」とも言える大事な一日になるのだが、なんと会場が知らされるのは試験前日。そのため、門が閉まる8時10分ギリギリまで会場周辺は混乱することもしばしばだ。


 この日ばかりは国を挙げて受験生を支援ということで、時には白バイやパトカーが受験生を乗せて試験会場まで走るケースも。さらに、英語のリスニング試験の時間には国内の全空港で離着陸が禁止され、会場周辺では徐行運転やクラクション禁止などの交通規制が行われるのだ。


 「韓国は世界でトップクラスの学歴社会だ。」


 と語るのは、日経ビジネスチーフ企画プロデューサー・柳瀬博一氏。良い大学に入らなければ有名企業への門戸も開かれず、”受験地獄”と呼ばれ日本で一番受験熱が高まっていた1970、80年代の状況が続いているという。


 韓国の高校生はこの加熱ぶりをどのように見ているのだろうか。


 大学修学能力試験を受けたばかりの高校3年生イ・チャンジンくんは「受験生たちは勉強しながらも、これでいいのかと思うこともある。」と、韓国社会に対し疑問を抱いていると語った。


 イ君のように受験社会の中で生きている韓国の若年層は、朴大統領を全く支持していない。支持率は実に0%だ。(全体では5% 今月8〜11日 韓国ギャラップ調べ)


 国政に一般人が介入したことへの怒りよりも、これだけ大学入試が加熱している中、権力を使って親族を裏口入学させたことが若者の怒りを増幅させた可能性もある。

(C)AbemaTV


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