クドカンがヒット作を生み出す3つの理由 芸能リポーターが分析

 2019年のNHK大河ドラマが、脚本家で俳優の宮藤官九郎(46)が脚本を担当し、オリンピックを題材としたストーリーとなることが、16日に発表された。大河ドラマといえば、歴史物が多い印象があるが、今回取り上げるのは近現代史。日本がオリンピックに初参加した1912年のストックホルム五輪から、1964年の東京五輪までの激動の52年間を描く内容になるということで、放送翌年の20年に開催される東京五輪の盛り上げにも一役買うことが期待される。

 この話題を取り上げた『芸能(秘)チャンネル』(AbemaTV)では、ヒット作を次々と生み出していく宮藤に注目。宮藤といえば、13年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』のヒットが記憶に新しいが、芸能リポーターの島田薫氏によると、その原点はドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(2000年・TBS系)にあるという。

「宮藤さんは、一言で言えば天才。クドカンワールドを持ってる。『池袋ウエストゲートパーク』では、長瀬(智也)さんとか、窪塚洋介さんとか、坂口憲二さんとか、小雪さんとか、いろんな人が出て、そこからスターが生まれた。『木更津キャッツアイ』(2002年・TBS系列)とか『あまちゃん』もそう。彼の作品からは、スターが生まれるんです。最近の『あまちゃん』でいえば、主役のあまちゃんはもちろんだけど、有村架純さんとか、ここからスターになった人」(島田氏・以降( )内同様)

 島田氏によると、起用する俳優たちが無名であっても、宮藤の作品への出演をきっかけに、スターとなっていくことが多いことが、ヒット作を生み出す理由のひとつであるという。しかし、それだけではない。

「出てくる人数が多いんです。『あまちゃん』では、夏ばっぱ役の宮本信子さんを見る人、キョンキョン(小泉今日子)を見る人、有村架純さん、福士蒼汰さんを好きになった人もいるだろうし。すごい人数が出てくるのに、みんなキャラクターが立っていて、ちょっと出ただけのクネオ役の勝地涼さんがブレイクしたりとか。みんなキャラクターが生きて、そこから巣立っていく。それが代表作みたいになって、(ドラマが)終わってからもまた見てもらえる」


 一度ヒットするだけでなく、各俳優の「代表作」として何度も見てもらえること、何年経っても色褪せない魅力があることも、宮藤の秘密だという。そして、最後に3つ目の要素があるという。

「土地もポイント。(ドラマの舞台となった)池袋にみんなが興味をもって池袋に行ったり、木更津に行ったりとか。『あまちゃん』なんて岩手県の久慈っていう遠くて不便なところなのに、観光客が押し寄せたりとか。その土地も含めて作品が根付いているところがある。世に残っている作品を作れるところが宮藤さんの特長」


 これだけの要素を兼ね備えているからこそ、次々とヒット作を生み出し、話題をつくっていく宮藤。2019年の大河ドラマにも期待が高まる。


(c)AbemaTV

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