「泣くのはダメ」 集中砲火を受ける稲田防衛大臣に異色の新人議員3名がダメ出し

昨今、安倍内閣で稲田朋美防衛大臣が野党から集中砲火を浴びている。今年8月、全国戦没者追悼式に出席しなかった件について民進党・辻元清美氏から「言行不一致」と追及されると、「指摘は指摘として受け止める」と涙ぐむ場面があった。民進党の蓮舫代表から過去の核武装容認とも取れる発言について撤回を求められると、現在は考えていないと述べ、その矛盾を批判された。

なぜ、稲田氏はここまで叩かれるのか。5日に放送された『みのもんたのよるバズ!』(AbemaTV)には、今年7月の参議院選挙で当選した新人議員の3人、前・独立総合研究所代表の青山繁晴氏(自民党)、元TBSキャスターの杉尾秀哉氏(民進党)、元女優の石井苗子氏(日本維新の会)がこの件について議論した。

その前段階として、稲田氏を高く評価しているとされる安倍晋三首相が感情的な答弁を繰り返すことについて、杉尾氏は「聞かれていることにまともに答えない。自分がこう言うと決めたら何度も言うので議論が深まらないです。攻撃されることで心理的にムキになる。だから、敢えて挑発的なことを聞くようにしています」と語った。

ただし、青山氏は「挑発のレベルが低い。まず、安倍晋三と言う人、温厚な人です。カッとなったりはしないです。怒ったように見えても怒ってないです。怒っていたらあんなに言えないですよ。野党時代の自民党で安倍さんほど勉強した人はいないです。前は『総理答弁』なのに役人が喋っていた。今は大臣よりも、役人よりも、総理が色々なことを詳しく知っている状況があります」と語った。

番組コメンテーターの漫画家・倉田真由美氏が「稲田さんとか、あまりにも頼りない感じがしますね」と言うと、青山氏は安倍首相に任命責任があるため、答弁がおかしい時は稲田氏を厳しい目で睨んでおり、総理も稲田氏には頼りなさを感じているようだと分析した。稲田氏は「以前していた発言が今と違う」と追及されることがあるが、これに対して青山氏は「『内閣に入ったら内閣の方針に従わなくてはいけない』とだけ言えばいい」と答弁のやりかたを助言。

とはいっても、杉尾氏は大臣たるもの、泣いてはいけないとピシャリ。そして、稲田氏は一時期「ポスト安倍の最有力」と言われていたが、今はそのようには言われない状況に達したという。青山氏は、「稲田さんは戦没者追悼式に行きたかったのに止められた。それが悔しかったのです。ただし、泣くのはダメ。一生ついてまわるからね」と稲田氏の状況を慮りながらも同様にピシャリと苦言を呈した。

石井氏も「一議員の時代と大臣になったら立場が違うのです」と同様の見解。

この日、3人が活発にかぶせ合いながらトークを展開したが、コメンテーターのコラムニスト・吉木誉絵氏から民進党が烏合の衆だと指摘されると杉尾氏は大きな声で「そんなことはない!」と反論。すると冒頭で登場した総理の答弁にかけ、青山氏が「総理のこと言えないじゃない(笑)」と杉尾氏をなじると杉尾氏は「僕は声が大きいんです!」と説明。決して感情的なわけではないようだ。

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