韓国・朴大統領への大規模抗議デモの背景に「SNSの存在」

韓国の朴大統領が友人女性に機密情報を漏洩していた疑惑が深まり、約2万人もの市民らが朴大統領の辞任を求めて大規模デモを行った。そのデモの裏側にはSNSが深く関わっていたという。

3日に放送されたAbemaTVの報道番組『AbemaPrime』では有識者を交え、機密情報漏洩問題の背景を徹底検証した。まずは時事通信社ソウル支局 原田憲一記者と中継を繋いだ。

原田記者は「デモは高齢の男性というイメージがありましたが、結構若い人たち、女性や学生、子連れの家族なども参加していました。(今後は)大統領の捜査というのがポイントになります。自分の上司を捜査するということになるので、大統領自身が、捜査を受けると言うかどうかが注目されています」と韓国の現状を伝えた。

続いてSkypeで中継を繋いだのが実際にデモに参加した大学生のイ・ダヒさんだ。

スタジオのテレビ朝日・小松靖アナからデモの参加理由を聞かれ、イさんは「こういう事件が起きるとSNSで書き込みをしますが、それでは何も変わらないと思いデモに参加しました。SNSでいろんな人が書き込みをしているのを見てデモを知りました」と答え、デモにはSNSが深く関わっていたことが、実際に参加したイさんから改めて明るみにでた。

実際にイさんはFacebookの「朴を下すためにみんなで動き出そう」という投稿を見てデモに参加したそうだ。

ここでスタジオに韓国のSNS事情に詳しいFULLERアプリ分析事業部の按田洋平氏が登場した。

「日本ではスマホ利用者の7割がSNSを使っていますが、韓国では9割が使っています。そして日本でSNSを使っているのは若者が多いのですが、韓国では若者も中高年も全体が使っています。SNSの利用の際に実名であることが義務化されている時もありました。そのせいもあって日本ではTwitterの場合20%が実名ですが韓国では50%もの人が実名です」

と按田氏が解説した。

SNS上には実際に「怒ろう!」「世の中が変わっても依然として腐ったものと同じ空間に生きていることが悲しい」「国がなぜこんな有様に…ため息しか出てこない」などという投稿があったことが紹介された。

支持率が10.2%と過去最低を記録した朴政権が今後どのようになるのか。この先の行方にもSNSが深く関わっていくのだろうか?

続きを見る

0コメント

  • 1000 / 1000