武尊、小澤海斗に圧勝!K-1初の二階級制覇を達成 「RIZIN」にも参戦へ

11月3日国立代々木競技場第二体育館で開催された「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN  初代フェザー級王座決定トーナメント」は、決勝戦で小澤海斗を倒した武尊が優勝、新設された初代フェザー級を制した。

 3-0、全ジャッジが「30-25」と圧倒的な差を付けての二階級制覇だった。新生K-1から誕生してちょうど2年、新たなカリスマとして注目を浴びた武尊がプレッシャーのかかる新設のフェザー級を圧倒的な強さで勝利。試合後には「オレがチャンピオンじゃないとK-1は大きくならないんで」と今後のK-1のさらなる発展を誓った。

 頂点に立つ武尊、追う小澤というこれまでの二人のライバル対決の集大成ともいえる決勝戦は、序盤から前に出てプレッシャーをかける武尊に、小澤が巧みなサイドキック攻撃などで牽制する展開。しかし徐々に重みのあるボディや蹴りで武尊が圧倒。1R中盤になるとさらに厳しいボディ攻撃を浴び続けた小澤が思わずダウン。ラウンド終盤に小澤は2度目のダウンを奪われ絶体絶命となるが、10カウントギリギリで立ち上がりゴングに救われる。

 2Rに入ると、劣勢だった小澤も意地を見せバックブローで応戦するなど攻め手を探るが、ここでも武尊の強いプレッシャーとパワーに振り切られ、カードの上からのパンチに防戦一方で後退する場面が目立った。3Rに入り、いよいよ後が無くなった小澤は、対抗するように前にでてボディや変則的な前蹴り膝と、持ちうる打撃をもって全力で反撃にでるが、パワーで勝る武尊に振り切られる形で試合は終了。

 KO決着とはならなかったものの全ジャッジが「30-25」の大差を付け武尊が勝利。ここ数年、敗れる度に執拗に武尊への恨みと打倒を前面に出して来た小澤も、試合後には声をかけ勝者を讃えた。

 日本人K-1ファイター4人と海外勢4人という組み合わせも注目のフェザー級トーナメントだったが、武尊は1回戦でイギリスの強豪、ジェイミー・ウィーランとの打撃戦に圧勝し3-0で勝ち進むと、準決勝では、神戸翔太を鮮烈な右ストレートで粉砕した中国のユン・チーとの技巧派同士の対戦も、強烈なテンプルからの猛烈なラッシュでTKOで制した。

 一方の小澤海斗も1回戦のジョシュ・トナー戦での58秒KO、準決勝のエリアス・マムーディー戦も、ローブローによる中断というアクデントを挟みつつも、ダウンを奪い3-0で勝利と、強さを見せつけての決勝進出。奇しくも反目しあう二人が海外勢に完勝で決勝に駒を進め日本勢の強さを示す形となった。

 試合後に武尊は「キツかった、55kgのときはKOで勝ったんで、(57.5kgのフェザー級が)

 こんな過酷なものだと思わなかった。体がボロボロ、しんどかった。言いたいことはたくさんあったけど飛んじゃった」とハードな試合を振り返り「大晦日、オレがいないと盛り上がらないっしょ、年末もう一回やりたいと思います」と年末に開催されるRIZINへの出場を宣言した。

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