2013年王者・かもめんたる 『キングオブコント』の難しさ語る

 10月30日放送の『あるある議事堂』(テレビ朝日系)に、お笑いコンビ・かもめんたる(槇尾ユウスケ・岩崎う大)が出演し、漫才日本一決定戦の『キングオブコント』(TBS系)で2013年に覇者になったにもかかわらず人生があまり変わらず現在は仕事がなく、バイトをしているという実態を明かした。

 そんな2人が10月31日に放送された『芸能(秘)チャンネル』(AbemaTV)に出演し、現在の生活と『キングオブコント』のシステムについて語った。かもめんたるは、2012年にノーシードながら決勝進出を果たし、2013年は王者に。2015年は優勝経験者としてシードなしで参加し準決勝敗退。2016年は3年ぶりの決勝進出で5位になった。


 槇尾によると、2013年の優勝の際、所属事務所であるサンミュージックでは初の王者となっただけに、若干の戸惑いが見られたという。ダンディ坂野やヒロシ、小島よしおといった一発ギャグを得意とする芸人が多くコント芸人はそれほどいないからだという。


 岩崎は「(事務所の人の喜びは)そんなでもなかった。もっと喜べよ、と思ったね」と語った。そして、岩崎は「優勝直後は王者として呼ばれる仕事が多いんです。王者バブルです。まさにバブルは崩壊するんですよ!」と仕事が途端になくなったと明かす。


 槇尾は「僕らも(2012年の王者である)バイきんぐさんみたいなれると思ったら状況違いました。今年優勝した人は『かもめんたるみたいになるなよ』と言われたそうですね」とこれまた自虐的に語る。結局2人の結論としては、コントでの優勝とバラエティ番組での活躍は別物だということになった。


 『キングオブコント』は今年の場合は予選1回戦で2510組が登場し、2回戦で206組に絞られ、準決勝で67組に。決勝は10組で争われた。1回戦の持ち時間は2分。1回戦はサラリーマンや親子などの素人も出ることが可能。唯一ダメなのは、プロが即席で新たなユニットを組むこと。そんな同大会だが、2人が仰天のエピソードを語った。


 とある、おじさんっぽい芸人が、スーツを着て人形相手にコントをしていたのだという。マネキンとのコンビで、マネキンにも出場者のゼッケンがついている。これを「2人である」と言い張ってその芸人は出ていたのだが、なんとこの人物、「ワイルドだろぉ」のギャグで知られる後のスギちゃんだったというのだ。


 また、素人やアイドルでも1回戦突破はあるものの、それ以上はさすがに進まない。素人も時に突破する1回戦だが、いわゆる「コント師」には不利な面もあるという。というのも、1回戦の審査員は2人で、1日に100組ほどを審査するのと、「2分」という時間的制約があるからだ。


 「多分、審査員は後半とか寝てたりするんじゃないかな。わかりやすくてインパクトがなくては受からないです。1回戦って意外と鬼門ですね。片方が低い点つけたらヤバい」「普段見ていて面白い6~7分の本格的コント師がころっと負けたりしているんですよ」とのことで、準決勝は4分になり、審査員も5人になるため、評価のブレはないようだ。だからこそ、「キングオブコントの準決勝ってのは、一部のお笑いファンの中では、一年で一番面白いライブと言われています。チケットも即完売します。年間で最高のネタをその4分にぶつけてきます」と槇尾は語り、岩崎も「遊びナシの本音ネタです」とコメント。


 なお、決勝の1本目のネタは、準決勝のネタをやらなくてはいけない。これが評価されたところで、上位5組が最後の決戦に挑む形となる。  



(c)AbemaTV


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