東京五輪ボート・カヌー会場は海の森水上公園が有力 選手からも歓迎の声

IOCのバッハ会長が来日し、小池百合子東京都知事、森喜朗東京五輪・パラリンピック組織委会長、安倍晋三首相と会談。さらには、東京都、組織委、政府、IOCで作業部会を作り一緒にコスト見直しをする提案するなど剛腕を見せつけた。

現在ボート・カヌー競技の会場で議論されているが、バッハ氏は元々決まっていたところで行った方が良いといった趣旨の発言をするほか、「IOCとして被災地でオリンピック競技をするというアイデアを提案した。野球やソフトボールが日本で人気なので、被災地で予選を行うことも提案した」と語った。

そして、コーツ副会長は「ボート会場において一番大切なことはアスリートが一つの選手村で一緒に生活すること。」と述べるとともに、東京は「コンパクト五輪」という当初の公約を果たす必要があると述べた。

彼らの発言前までは、東京の「海の森水上公園」、宮城県の長沼ボート場、埼玉県の彩湖、韓国・弾琴国際ボート競技場が候補地としてあがっていた。

しかし、彩湖は河川氾濫等を避けるための調整池であることや、国土交通省管轄で調整に時間がかかることなどから候補から外れた。弾琴についてバッハ会長は「噂なのでコメントしない」と述べ事実上外れたと言える。よって、長沼か海の森ということになるが、ここにきて海の森の予算が491億円から300億円前後に圧縮できる案や、仮設にする案が浮上し、前出の「コンパクト五輪」「一つの選手村」発言から考えると海の森が最有力候補に躍り出た。

果たして会場はどうなるのか? 東京都議の川松真一朗氏が、22日放送の『みのもんたのよるバズ!』(AbemaTV)に出演し、

「そもそも海の森で決定していたんですよ。ようやく理解してもらえたなと思います」

と、安堵の声を上げた。番組MCのみのもんた氏から「決まりだね」と言われると、「これで皆さん納得してもらえればいいですけどね。長沼と二者択一ですね。宮城の負担がはっきりしていない時に長沼で進めるのは、宮城にとっても良くない。海の森は、予算が300億円になりました」と述べた。

しかし、491億円から300億円に下がるという件はあまりにも杜撰な見積もりでは? との指摘に対してはこう答える。

「工事の最初の段階から、テロ、セキュリティ対策を見積もりに入れろとなっていたのですよ! 工事が進んだので、下げられることが分かったのです。元々1000億円だった。今でももっと安くしようとしている。セキュリティのために周りを囲むこととか、やりながら見えてきたものもあります」

なお、海の森案に対しては、リオパラリンピックボート日本代表・駒崎茂と瀬立モニカからも歓迎の声があがっている。

川松氏は「皆で一つにならないと!」と協力を呼び掛けた。

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