【鳥取中部地震】被災者が語る地震発生時の状況「こんな地震は初めて」

21日、鳥取県を中心に発生した鳥取中部地震は多くの被害をもたらしたが、倉吉市の有形文化財の銭湯「大社湯」も大きな被害を受けた。22日に放送された『みのもんたのよるバズ!』(AbemaTV)では、「大社湯」の牧田智子さんに電話で話を聞いた。

(牧田さん)「地震の時は風呂の隣の部屋にいたんです。ドーンという音がして突き上げられました。3度ぐらい地震がありまして、こんな地震は初めて。これまでは大抵、震度2とか3ぐらいでしたから。今回はドンと突き上げるようなもので、タンスや食器棚は固定してあったので倒れなかったですが、中に入れていた食器とかが落ちてきました」

牧田さんは地震の後は近くの広場へ避難した。周囲の家の人々も広場へ集まったそうだ。すぐ近くに教会もあるが、そこも大きな被害を受けたという。地震から1日経っても余震は起きており、不安な日々を過ごしている。ただし、ガス、電気水道は使える状況だという。

番組には東北大学で活断層の研究をしている遠田晋次教授が出演し、地震について解説した。牧田さんが証言した「ドーンという音」が本当にあるのかないかについては「本当に音はするらしいですね」と語った。

遠田氏によると、地震については分かってないことが多数あり、予知も難しいそうだ。地震が発生した後からの説明はできるものの、あらかじめの予知は難しい。遠田氏は、空撮写真を使ったり、レーダーを当てることにより活断層を念入りに探し、危険な場所を把握するという研究を行っている。

「日本列島には2000以上の活断層があると言われており、こういう国はなかなかないです。活断層は地震を起こした源で、それが地面に出ているわけです。ズレが地表まで出たのが活断層です。重要な構造物は、活断層の上に建てるのは避けた方が良いです」

地震は海底のプレートがズレることから発生することが多いが、関東地方は4つのプレートがぶつかり合う場所のため、かなり危険だという。番組MCのみのもんた氏は、地震の予想は古文書などから周期がわかるのでは? と質問したが、遠田氏は否定。というのも、そうした古文書が残っているのはここ1000数百年の話であり、一つの活断層が動くのは2000年~2万年周期なので歴史の記録には残らないからだという。

また、これからの危険地域については、活断層の多さや人口密度の高さから、今回発生した中国地方よりも、中部や関西の方がより危険であると指摘。また、みの氏から「地震が来ても被害が小さいぞ、という場所は?」という質問についてはこう答えた。

「岡山は割と(安全な地域)。しかし油断してはいけません。活断層はありますが、他の地域と比べたら少ないというだけです」

さらに「活断層の研究をしていて家族にする地震対策のアドバイスは?」と聞かれると、

「必ず防災グッズは揃えなさいと言っています」と答え、いつ地震が起きても対応できる心構えが必要だと語った。

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