山で13日間行方不明だった男性が生還 元海上自衛官が明かす遭難時に生き延びる秘訣とは

奈良県の弥山(1895m)で、行方不明になっていた53歳男性が22日、13日ぶりに発見された。目立った怪我はないという。もし、遭難したらどうやって身を守るのか? これについて、元海上自衛隊でサバイバル術に詳しい伊藤祐靖氏が、22日に放送された『みのもんたのよるバズ!』(AbemaTV)に電話で出演。遭難した時に生き延びる秘訣を紹介した。

伊藤氏によると、条件にもよるが、飴やチョコレートを持っていれば「楽ですよ」とのこと。そして、現在は道具が発展しており、緊急用や滑落時の捻挫や骨折に対応できる道具があるという。こうした怪我は心配すべきものではあるが、真夏であったとしても一番恐ろしいのは低体温症だと語った。明け方の山は相当気温が下がるが、その対策として、山岳用品店で1000円もせずに買える「エマージェンシーブランケット」の購入を勧めた。これは、銀紙のような毛布で、畳めば大きさはポケットティッシュほどの大きさだが、これの有無が生死を分けるそうだ。そして、こう続ける。

「食料はどうにでもなるものです。山岳用品店で蜂蜜とかも売っていますしね。ただし、まず、最初に気を付けるべきは体温です。仮に特別なものは持ってないながらも、おにぎりと水を持ってる状況があるとしましょう。水が気になるとは思いますが、最初は体温を奪われない装備が重要です。

体温を奪うのは2つあります。1つは熱伝導。何かによっかかったり、地面に横になると体温を奪われます。もう一つは気化熱。濡れた状態、たとえば汗なんかかいた時は危ないです。風が直接当たらないところを探しましょう。簡単なのは、穴を掘って中に入ることです。風が直接当たらないので、そこに葉っぱなんかを集めて敷き詰める。その中に入っていれば非常に温かいですね。自分の体の周りに空気の層を作ることも重要ですね。セーターがなぜ温かいかといえば、そういうことです」

穴を掘る場合は、木や石などを使って堀る。食べ物よりも、まずは水の確保が重要だということだった。

続きを見る

0コメント

  • 1000 / 1000