【神回】ダンジョン史上屈指の名バトル誕生 ダースレイダーVS.隠れモンスター・崇勲がリアルバトル

新たな試合フォーマットで行われる事となったフリースタイルダンジョン、シーズン3。REC1-2は前回放送で登場し、サイプレス上野/CHICO CARLITOのモンスターチームを破ったチーム411(ダースレイダー/heiro/J平)。

セカンド・バトルは「3on3」スタイルでの戦いとなり、その総力戦に登場したモンスター・チームは、漢 a.k.a GAMI、DOTAMA、T-PABLOW。先行:モンスター/後攻:チャレンジャーで始まったバトルは、まずDOTAMAが切り込み、ダースに対して「あんたMICADELICだったりダメレコだったりBLACKSWANだったり9sariだったりどこの所属の人なんですか?」とぶつけるが、ダースレイダーを9sari/Blackswanに招聘した漢は「まあそう言うなよ/俺の仲間/な?そう言うなよ」と苦笑い。

続いて、またしてもDOTAMAがheiroに対して「貴方熊谷のラッパーでDJ SAORIさんっていうすっごい美人のDJと付き合ってて俺はあれが超羨ましくて仕方なかった」という謎のルサンチマンをぶつけるが、heiroは一言「別れんてんだよ」……。なんという切なすぎるアンサー! 試合としては漢がDOTAMAに「打ち合わせと全然違うじゃねえか」と言っていたが、DOTAMAの攻撃が突っ走り気味かつファニーな部分を生み出してしまい、シリアスなT-PABLOWとの噛み合いがいまいち良くなく、逆にバランス良くカウンターを打ったチャレンジャー・チームがクリティカルで勝利。


続くバトル・システムは「1on1」。そしてそこに登場したのは隠れモンスター:崇勲。ダンジョンにおいて般若戦までたどり着いた猛者であるが、ダースレイダーも放送で話していた通り、漢やダースレイダーが運営する9sariグループ主催のMCバトル「King Of Kings」の初代チャンプでもある(開催時は9sari UMB)。

 先行:崇勲/後攻:ダースレイダーでバトルはスタート。「調子に乗って一番上から見下ろしてる態度とってるようじゃダメだぜ」というダースのラップに対して、崇勲は「俺は見下ろしたことなんて一度もねえ/常にアンタの事下から下から……」とラップするが、その間にダースは自分の身を屈めて、それに合わせて崇勲も身を低くしていく。これは相手のラップ中にマイクは使えないが、ボディアクションは使えるというルールを突いたダースの頭脳プレー。それに引きづられたか、ちょっとペースを崩され気味の崇勲。アンサーもきっちりロジカルに返したダースが、ラウンド1を奪取。


ラウンド2では平常心を持ち直した崇勲だったが、「病気」をいうワードをダースにぶつけてしまう。「NO拘束~MONOEYE VISION」というアルバムもあるように、過去に脳梗塞を発症し、現在も病気を戦いながら活動を続けるダースには、ある意味で「パス」になってしまい、自身の病気の話から、「病気」「ILL」という言葉をヒップホップ的にポジティブなワードに変えていったBUDDHA BRANDよろしく、「病気」から連想を広げていく。

しかし崇勲も自身の家族史に伴った話や、ある意味では失言ともいえる「死んでくれ」と放った言葉を回収していく展開を見せ、ダースも「命」というものに対するメッセージをフリースタイルでぶつけていく。結果はダースレイダーのクリティカル勝利となったが、内容的にセッションかつ深いテーマ性とメッセージが織り込まれた、ダンジョン史上でも屈指の名バトルだっただろう。


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