「7分間の奇跡」ハーバード大学も取り上げる新幹線清掃員の神技とは

AbemaTV『AbemaPrime』の、マレーシア出身の歌手・Iris(アイリス)が“日本の不思議”を解明するコーナー「アイリス in なんだー?ランド日本」で10日、新幹線の清掃員が紹介された。

今回の不思議は、「日本人はどうしてキレイ好きなのか?」。海外からも注目される、新幹線の清掃員のスピーディーで完璧な仕事ぶりを取材し、日本人のキレイ好きの謎に迫る。

アイリス「整理整頓、断捨離、お片付け……。どうして日本人はキレイ好き?」

マレーシアを離れ、日本で暮らし始めて1年半。隅々まで掃除の行き届いた“清潔なトイレ”や、食事の前に“おしぼりで手を拭く姿”などを見るたび、アイリスは疑問を抱いていたんだとか。こういった日本人のキレイ好きには、

オーストラリア人「さっき電車に乗ったんですけどゴミは落ちてないし。一点のシミもないほどで大都会なのにとても驚きました」

カナダ人「カナダに比べて東京はキレイです。道にゴミを捨てたら申し訳ない気分になります」

など、多くの外国人も驚く。アイリスがその謎を解き明かすため向かったのは、東京駅。

日本の首都への玄関口である東京駅は、多くの人が行き来するターミナル駅。列車の発着は、1日3000本以上。そんな、首都と地方を結ぶ大動脈・東京駅には、キレイ好きな日本人を代表する人たちがいる。そう、新幹線の清掃員だ。新幹線が東京駅に到着し、次に出発するまでの時間は、およそ12分。そのうち、清掃に充てられるのは、たったの7分間だけ。

車両ごとにチーム分けされた清掃員たちは、7分という短い時間で、一車両およそ100席分を掃除。これを1人で担当する。そんな清掃員たちのスピーディーな作業風景を、東京都が映像化した「7分間の奇跡」は、ハーバード大学の必修教材にも選ばれるなど、世界的に注目されている。

■世界が絶賛する、日本の清掃技術とは

まずは、目につくゴミを回収。残されていたものがゴミかどうか素早く確認する。続いて、拭き掃除。座席の肘掛け、窓枠、テーブルと、3人分の座席を素早く拭きとる。その速さ、なんと6秒。そして最後は、掃き掃除。小さなゴミをほうきで通路に集め、一気に回収して作業終了となる。

清掃の様子を目の当たりにしたアイリスは「早ぁーい!」と驚愕。

このような計算され尽くした作業が、7分という短い時間でおよそ100席もの清掃を1人で行うことを可能にしている。


■なぜ、世界が認める“清掃のプロフェッショナル”になり得たのか?

多くの清掃員を指導してきた渡谷卓哉さんは、

渡谷「テクニックっていうのはそんなにないのかなとは思うんですけど、清掃で心がけていることは、“常にお客さまのことを考えながら”ということです。他の人を思いやるという気持ちが強いです」

日本が世界に誇る清掃は、テクニックではなく、“人を思いやる心”とのこと。

取材を終えたアイリスは、「さっき新幹線で、お客さんが自分の飲んだビンとかゴミとかを、全部持って行って、外(のゴミ箱)に捨てたことに感動しました。これが日本人のスゴいところだと思います」といい、さらに「マレーシアにいるときに、日本の女性たちは掃除がすごく上手だと聞いたことはあります。日本の部屋が小さくて、物の整理が上手になるのかなと思います。(時間に対する意識も)みんなすごい早いです。やるスピードが早い、なんでも」とコメント。

番組ゲストキャスターのふかわりょうは、キレイ好き、几帳面で整頓上手、かつ時間に厳しい国民性が“常に清潔”を実現させているのではと分析した。


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