ふかわりょう、キャラ変のきっかけは出川の一言 「ポスト出川はお前だから」

 お笑いタレントのふかわりょうが『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』(2015年11月7日放送)にて、自身の経歴に転機を与えた3人の先輩について語っていた。ふかわといえば、デビュー当時はシュールな一言ネタ、自虐的な笑いで「シュールの貴公子」として人気を博し、その後、いじられキャラに転身。現在では、ROCKETMAN名義でミュージシャン、DJとして活動したり、『5時に夢中!』(TOKYO MX)でMCを務めるなど活躍の場を広げている。ふかわは一体、どんな進化の過程を経たのか。ブラックマヨネーズの2人がふかわの深層世界に迫った。

  ふかわによると、「シュールの貴公子」に望んでなったわけではなかったのだそうだ。「いわゆる『ちょっと待ってください』を習っていなかった。バラエティ対応を知らなくて、みんながわーっていくときに、自分がひとり座ってるだけなのが、周りからするとシュールに見えていただけ」と、当時の自分を語った。


 「シュールで扱いにくかった」と自覚するふかわがいじられキャラなるきっかけとなったのが、先輩芸人の東野幸治だという。東野とふかわは過去に『森田一義アワー 笑っていいとも! 』(フジテレビ)で共演。そのときに、「なんかしゃべれや」と初めて頭をはたいてくれたのが東野で、今までとは違うかたちで笑いが起き、新しい自分のキャラがみつかったのだそうだ。


 「(周りのタレントが)全く僕の扱いを分かっていなかったときに説明書を作ってくれたのが東野さん」「東野さんはたぶん(僕の)本質を見抜いていた」と、東野への感謝の気持ちを語ったふかわ。ブラマヨ・吉田から、「え?俺ふかわりょうなんですけど、みたいなのはなかったの?」と聞かれると「全くなかった」と即答。「頭をはたかれて笑われるというのが思いのほか気持ち良かった」、ふかわはそう振り返った。


 その後、ふかわは「いじられキャラ」を確立するが、あるときミュージシャン、MCとしてのふかわに進化する。そのきっかけを作ったのは、これまた先輩芸人の出川哲朗だったとふかわは語る。


 「あるとき、本番じゃないときに、隣に出川さんがいて、肩をポンと『ふかわな、ポスト出川はお前だから』と言われて」


 いじられキャラの神・出川のこの一言に「この快適さにあぐらをかいてはだめだ。出川さんとの差は努力でうめられる差ではない」と感じ、意慌てて軌道修正をかけたというのだ。


 また、「いいとも」収録後に一緒に食事にいくなどタモリとプライベートでも交流があったというふかわ。「(タモリさんは)オン・オフの境目がなかった。ゆくゆくはそういう人になりたいと思った」「本当の自分でないと10年、20年後にテレビの中にいれないんじゃないか」と、テレビの中で「いじられキャラ」となっている自分と本当の自分に悩んでいたことを明かした。


 その後、ふかわは趣味だった音楽活動を開始し、本当の自分を音楽を通して表現。2012年には『5時に夢中!』のMCのオファーを受け、話を聞く側に。話を引き出すという立場になり、「自分から笑いを作ろうという欲求が1ミリもなくなった」と冗談混じりに語った。

 

 「DJをしているときの自分とMCの自分は変わらない」「みている人の心を踊らせるという意味では同じ」と語るふかわ。2016年となった今、素の自分で勝負し続けるふかわに注目したい。

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