「原油安がデフレを誘発」は“まやかし” その真犯人は?

AbemaTV『AbemaPrime』9月30日放送の金曜特集「マーケット予報」で、経済評論家の川口一晃氏が先週の予報と今週の結果、そして来週の“予報”を伝えた。

■先週の予報と結果

先週、川口氏が“予報”した今週の日経平均株価は、1万6750円プラス500円、マイナス750円。そしてドル円は101円を中心にプラスマイナス3円。結果は、日経平均株価もドル円も、範囲内だった!

川口氏)月曜日以降、株価は1万6750円から下落し、火曜日に1万6285円まで下がりましたが、その後、上昇に。ドル円も月曜日から円高に向かい、101円から100円割れ寸前の100円08銭の円高になり、その後は戻しています。

私は、どちらかと言えば、株安、円高の方向にいくであろうと予報しました。私の意図した動きは週の前半にちゃんと現れていました! なぜ、後半に上昇したのか? 

■OPEC(石油輸出国機構)が8年ぶり減産

川口)それは、OPECが、突然8年ぶりの減産に合意したことが大きく影響していると見ています。OPEC(オペック)とは、サウジアラビアなど中東の国々をメインに、石油を産出する国の集まりで原油の輸出量や価格に大きな影響力を持つ組織です。原油価格は、2年前、1バレルあたり100ドル台から20ドル台まで下落しました。

■「原油安がデフレを誘発する」はまやかし

川口)日銀の黒田総裁は、物価が上昇しない原因の一つは「原油安」と明言しています。

また、金融の世界でも、「原油安」がデフレを誘発し、株安など経済に悪影響を与えていると言われています。故に、「減産に合意をした」ということが原油価格の上昇に働き、その影響で株価も上昇したのです。

でも、本当に「原油安」だけが犯人なのでしょうか? 私には、国民が納得しそうな犯人に仕立て上げていると見えません! 真犯人は「需要不足」、高齢社会による人口減少や老後の不安などが大きいと見ています。

■来週の“予報”

川口)まず、今後も注意をしなくてはいけないのが“OPEC高気圧”です。今は高気圧ですが、どこまで気温をあげられるのか、来週以降も注目です。そして“アメリカの大統領選挙ハリケーン”です。接戦です。トランプが優勢になると、マーケットは大荒れとなるでしょう。

川口氏によると、「来週は株安円高」に触れると予想。日経平均株価は1万6450円プラス500円、マイナス700円、ドル円は101円プラス2円50銭、マイナス3円と“予報”している。

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