【米大統領選】公開討論初日はヒラリー優勢、現地移民から安堵の声


米国時間9月26日、アメリカ大統領選のクリントン氏とトランプ氏によるTV公開討論の初日が行われた。一億人が視聴するとも言われていた今回の公開討論、終了後のCNN世論調査によると、ヒラリー勝利が62%、トランプ勝利が27%と、三回行われる公開討論の初日は“ヒラリー優勢”となった。

AbemaTVでもこの公開討論を生中継し、27日の「AbemaPrime」では、直後の現地の模様を、在米ジャーナリストの中村英雄氏と中継を行い、話を聞いた。


■「移民の街」ではヒラリー勝利に安堵の声も


中村氏は、あえてニューヨークのイスラム系の住人が数多く住む場所のカフェで、公開討論の生中継を見たという。

「周りはそれほど人が溢れている感じではなかったが、店には人が集まっており、90分間まんじりともせずに皆注目していました。周囲の人々は最初は不安そうだったが、終わった後に安堵の笑みを浮かべて『クリントンが勝ったねえ、よかったねえ』とささやきあっていました」

と、今回の討論では移民を排除する方針を打ち出しているトランプに対し、移民の暮らしがある種保証されたようなヒラリーの意見が優勢だということで、安堵する人々もいたと話した。


また、「どちらが勝ったと思うか?」という質問に対しては、

「やはりこれはヒラリーさんの圧勝でしょうね。トランプさんはおんなじ話を繰り返すばかりだし、感情的にもなった。ヒラリーさんは終始笑みを絶やさず冷静に返していた」

と“90分間のテニスの試合のようだった”と今回の討論会を分析。


とりわけヒラリー氏が流れを掴んだところは、ドナルド氏に「練習ばかりしてきたのだろう」と突っ込まれたところに「prepare」という言葉を使い“わたしはアメリカ大統領になる準備があるんだ(あなたはないかもしれない)”と返したところだという。

「あそこでヒラリーさんはトランプさんの勉強不足を突いている。あの時一瞬静かになったあとどよめきがあって、完全に流れを掴んだ」と中村氏は解説した。


■支持率には影響なし? 今後の見通しは

さて、討論会が終わった直後の各候補の支持率であるが、それほど変化はない。これに関しては「支持率が上がるには2、3日たってからのタイムラグが必要。どのメディアもこれからクリントンの支持率が上がっていくのでは」と分析。



この話を受けてMCの小籔千豊は「自分はトランプさんのような攻め方は、わかります」と、注目を集めるために過激なことを言う姿勢を自分と重ねて支持したのち、「これから誰が大統領になってもどう受け答えするかが大事。日本のアメリカに対する姿勢から考えなければならない」とコメントした。


残す公開討論は10月9日、そして19日。ここからトランプ氏が巻き返しをはかるのか、ヒラリー氏が押し切るのか。日本のあり方にも関わってくる米国大統領選に注目が集まる。


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