日本はどうなる? 「抗菌せっけん」一部成分に米FDAが販売禁止措置

9月2日、米国食品医薬品局(FDA)が抗菌作用のあるトリクロサンを含むせっけん・ボディソープの販売禁止措置をとった。通常のせっけんに比べて抗菌作用が強いか確認できず、長期使用による安全性も確認できないとしている。



トリクロサンを使用した商品が流通している日本にも影響が及ぶと言われているが、9月26日に放送された『AbemaPrime』(AbemaTV)ではこの件について取り上げ、コメンテーターの堀潤氏がアメリカの“体質”について解説した。

「留意したいのはなんでもかんでもアメリカの鵜呑みにしてはいけないということです。アメリカはロビー活動大国なので、いろんな人の思惑があって新しい制度を通しているため、決定のひとつひとつにいろんな利権や業界が絡んでいる可能性がある」


このように、と米国の決定が必ずしも全面的に正しいわけではないことを示唆。エナジードリンク等の例を挙げ、今後TPPで「アメリカで禁止されているから日本でも禁止しろ」と言われても必ずしも“正しい根拠”に基づくとは限らないため、日本として独自の意見を言えることが大切であると話した。


■日本の対応は……大手2社からの回答は

また、番組ではせっけん等を販売する大手2社への今回の件に関する質問の回答を発表。

A社では「国内での認可を受けているものを製造販売しており、現時点での健康被害はない」という回答(抜粋)、B社では「2015年8月までトリクロサンを配合していたが、現在販売中の商品には使用しておらず、トリクロサンを使用していた従来の製品についても安全性に問題はない」と回答。


日本では現時点では安全性に問題はないとされ、実際長く販売され人々に使われてきた商品にも使われていたものであるトリクロサン。アスベストなど、実際にがんなどの直接的な原因になることが後年明らかになった物質も少なくはないが、果たして今回の件はどうなるだろうか。


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