巨大化した寄付広告に困惑の声続出 「Wikipedia」の謎に迫る

 9月26日に放送された若者向け総合情報番組『原宿アベニュー』(AbemaTV)では、寄付広告が巨大化していると話題の「Wikipedia」を取り上げ、その財政事情を解説した。

 ここ最近、「Wikipedia」を開くとまず目に飛び込んでくるのが、寄付を呼びかける巨大なバナー。スマートフォンにいたっては、画面全体を覆い尽くすほどの大きさだ。ネット上でも「ダイナミックすぎる」「さすがに邪魔」と、困惑する声が相次いでいる。 

 月曜キャスターの今井華(23)はこの寄付広告を見て、「黒地に白の文字で書かれていて、圧力感がすごい」とコメント。コメンテーターを務めるレッド吉田(50)は、「言い方悪いかもしれないけど、詐欺サイトみたい。そういうイメージに見えなくもない」と率直な感想を述べた。


 そもそも「Wikipedia」とは、2001年に創設されたインターネット百科事典。ウィキメディア財団が運営し、誰でも無料で編集に参加できる点が特徴だ。資金源は原則寄付のみとなっているため、今回のような寄付広告が表示されている。中立的な観点から書かれることを重視しているため、スポンサーによる広告収入を得ていないそうだ。 


 「Wikipedia」が寄付で得ている収入は年々増加しており、2006年には150万ドルだったのが、2015年には7千500万ドルを突破。寄付が支出を上回る状態が続いているが、規模が拡大するに連れ、支出の額も増加しているのだという。 


 「Wikipedia」に詳しい、「週刊アスキー」の盛田さんは「ユーザー数が増えれば、サーバーの増強が必要。その分支出が増え、収入を増やす必要がある」と、寄付広告を設置する必要性を分析している。 


 レッド吉田は「百科事典を買ったら普通はお金がかかる。それを無料で見られるんだから、多少の寄付は必要なのかも」と理解を示す一方で、「アメリカはチップの文化があるけど日本にはその文化がないから、なかなか寄付しようってならないかもね。タダで見られるならその方がいいと思っちゃう」と話していた。 


©AbemaTV


『原宿アベニュー』は毎週月〜金曜日 18:30〜20:00「AbemaNews」チャンネルにて放送中


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