鳩山由紀夫元首相が赤裸々に告白「総理になろうって思ったことなかった」

「AbemaPrime」月曜レギュラーMCのウーマンラッシュアワー・村本大輔とコメンテーター・堀潤氏が酒場でニュース談義するコーナー「居酒屋むらじゅん」。今回は東京・新宿ゴールデン街の酒場に元総理大臣・鳩山由紀夫氏を迎え、民主党時代、今だから話せる“総理時代の裏側”や、民進党についてなど、たっぷりとトークを繰り広げた。



■民進党の代表選の特徴は政策よりも「お涙頂戴」の話術

鳩山氏によると、実は、民進党の代表選には、民主党時代から“不思議な特徴”があるのだとか。



鳩山「何かお涙頂戴みたいなことをやってたんじゃないですか?」

堀「というのは?」

鳩山「私も見てなかったんですけど、決まった後、相手をみんな褒め称えてね。たくさん学ばせて頂きましたって感じでやっておられましたけどね。だから最後の演説で、民進党って元民主党ですけど、民主党の代表選は、割と演説で決まるってことがあるんですよ。演説も政策の中身じゃないんですよ。いかに来てる人を感動させて泣かせるかみたいな」

村本「え~! ペテン師じゃないですけど、そういう話術が」

鳩山「話術が大事。野田くんなんかも話術がうまいでしょ」

村本「確かにお上手ですね」

堀「野田元総理ね」


■鳩山氏「今の民進党は弱い」



鳩山「民主党だから、政策的に民主党の政策をそのまま言わなきゃいけないという風になると小さくなっちゃって。国民の関心が湧かなかったんじゃないですか、今回」

村本「じゃあ、今の民進党は弱い?」

鳩山「弱いと思いますね、まだね。主張が弱いですよ、やはり安倍さんは強いじゃないですか。私はこの状態だとまだまだ一党、自民党の天下が続きそうだなって感じがしますね」


■鳩山由紀夫氏「総理大臣になるつもりはなかった」


さらに話題は、民主党が自・公政権を打破した、2009年の政権交代について。

村本「鳩山さんはなぜ勝てたんですか? 総理になれたんですか、その自民党を倒して」

鳩山「本当は小沢さんがなるはずだったんですよね。私は総理になろうなんて思ったこともなかったので」

堀「僕入れましたよ、政権交代に1票! と思って入れましたよ!」

華々しく総理大臣に就任した鳩山氏。しかし、1年も持たずに失脚した。最初に行ったのが、“仕分け人”と称する蓮舫氏を中心に各省庁の無駄な予算を判定する、“事業仕分け”。蓮舫氏が「世界一になる理由は何でしょうか? 2位じゃダメなんですか」などと訴える様子はメディアでも大きく取り上げられ、各省庁の無駄遣いが次々と明るみになった。しかし、だ。


■「目算が外れた」民主党の事業仕分け

鳩山「割と最初は、非常に評価が高かったんですよ。ガラス張りにしてくれたって。ただそれが実際にやってみたら、あまり減らなかったじゃないかっていう話になってきて。もっと削ってほしいと」

村本「こんなに削ったんだと。自民党はこんなにも変なことに金使ったんだぞと」

鳩山「言いたかったんだけど、『これだけしか出なかったの?』っていう風に思われてね。それで評価がグッと落ちたんだよね」

堀「それは鳩山さんとしては実際はどんな心情だったんですか。もっと本当にあるだろう、もっとできるはずだろう、なのか。ちょっと目算が外れたっていう話だったのか」

鳩山「目算が外れたのはありますよ。それは総理になる前に小沢さんとか、当時の藤井裕久さんとか、大蔵官僚だった方なんですけど。その方に伺うと、とにかく与党になってみれば無駄遣いがたくさんあるから、6兆でも7兆でも、1年で減らすことができるんだってね、豪語されたわけですよ」


■総理大臣ですらアンタッチャブルな、“財務省のへそくり”

事業仕分けの結果、想定のおよそ4分の1しか予算を削減できず、財務省の特別会計にもメスを入れようとしたが、鳩山氏によると「アンタッチャブルみたいなところがあった」という。

なんと、時の総理大臣ですらアンタッチャブルな、“財務省のへそくり”があったというのだ。

村本「想像でいうと、どういうお金が?」

鳩山「例えば、今やってるのは年金の話ありますよね。ああいうお金で、それこそ100兆とかそういうものがあるわけですよ。しかし、どのくらいあるかとか、正確なものがなかなかこちらには伝わらないものなんですよ」

堀「官僚の皆さんが出したがらなかった?」

村本「へそくりの額は教えてくれないんですね?」

鳩山「なかなかね…」

と、総理になって初めて官僚との”見えない壁”があったことを明かした。


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