「iPhone7にSuicaが溶け込んだ」 現地記者に聞いた“日本人意識”とAppleの戦略

 9月8日(日本時間)に発表された「iPhone 7/7 Plus」は、“日本人狙い”を強く感じるモデルとなっている。同日放送の若者向けのニュース番組『原宿アベニュー』(AbemaTV)では発表されたばかりのiPhone 7/7 Plusを紹介。一体どのようなものなのか、週刊アスキー編集部副編集長の矢崎飛鳥氏にSkypeでインタビューし、サンフランシスコ現地から状況をうかがった。

 iPhone 7/7 Plusで発表された内容は大きく分けて5つ。

  • 防水・防塵
  • おサイフ機能
  • カメラ機能向上
  • 大容量ストレージ
  • カラーバリエーション追加


 矢崎氏はAppleの発表会を受けて「日本人に向けて強く発信している」と、日本人狙いの戦略を感じたと話す。

「今回は日本の記者をAppleが例年より多く招待しているんですよ。招待する記者は毎回5人だったり、10人ぐらいだったりするのですが、今回はそれ以上。発表内容もいきなり日本人寄りというか。発表直後にスーパーマリオが出てきたり、日本人向けに盛り上がる内容が多かったです。日本人に発信していることを強く感じました」(矢崎氏)

 

 これに対して森アナが「マリオも驚きですが、スクリーンにSuicaの画面が出たことにも驚きですよね」とコメント。FeliCaがスクリーンに映し出されたときの感想を矢崎氏はこう述べた。

「FeliCaには、海外のメディアや一般の人にとっては『ん?』って感じで。ただ、日本人はiPhoneでおサイフケータイが使えるということで、大変盛り上がっていました。内容は噂通りでしたが」(矢崎氏)

 番組コメンテーターのサンプラザ中野くんもこれを聞いて「日本人じゃないとFeliCaやSuicaは分からないですよね」と苦笑い。森アナが「発表を受けてどのような印象を持ちましたか?」と聞くと矢崎氏は「事前の情報ではそんなに形は変わらない、バージョンアップ程度なんじゃないか、iPhone7ではなくSEのようなモデルになるのではと言われていました」とコメントした。

「でも、蓋を開けてみたらまぎれもなく次の機種。CPUも驚くほど速くなっていますし、カメラも向上していて、強度も上がっているんですね。バッテリーの持ち時間も向上している。逆に向上していない部分を探すほうが難しいぐらい」(矢崎氏)

 上記のように矢崎氏が語ると「感動するくらいの革新性があったね」と“Appleファン歴30年”のサンプラザ中野くんもこれに同意した。

 矢崎氏はFeliCa対応機が日本発売する件について、このように話す。

「現場ではFeliCaの実装というのですが、これは今までAndroid携帯についていたおサイフケータイとは実は違うものです。Appleの『Apple Pay』というものに合わせて作られているので、Android携帯と同じものが乗っているわけではありません。クレジットカードのFeliCa、SuicaがiPhoneに溶け込んだイメージです」(矢崎氏)


 Appleは主力製品iPhoneの販売減少で、2四半期連続の減収減益が続いている状況だ。発表時の力の入れようから、今回の新製品に期待がかかっていることが分かる。iPhone 7/7 Plusの予約開始は9日から。日本での発売は9月16日となっている。


©AbemaTV

『原宿アベニュー』は毎週月〜金曜日 18:30〜20:00「AbemaNews」チャンネルにて放送中

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