ぶっちゃけ日本の原発は安全? 原子力規制庁・長官の出した答えとは

AbemaTV『AbemaPrime』の月曜コーナー、中学2年生が話題の現場に突撃取材する「中2ニュース」にて、原子力規制庁が取り上げられた。この日リポーターとなったのは、青木淳耶くんと西原かえでちゃんだ。



■『原子力規制庁』とは

2011年3月11日に発生した、東日本大震災。各地が大きな被害を受ける中、特に注目されたのが、東京電力福島第一原発の事故だった。それ以降、国内では反原発のデモが数多く実施されるなど、原発の安全性について、是非が問われ続けている。

このような状況のもと、昨年、鹿児島県の川内(せんだい)原発が再稼働。さらに、今月12日には、愛媛県の伊方(いかた)原発が再稼働するなど、原発再稼働に向けた動きが今、活発になっている。そして、震災での原発事故を受け、原発の安全性をチェックするべく、2012年に誕生したのが、原子力規制庁。


■東京都港区にある原子力規制庁へ


リポーターの2人は、東京都港区にある原子力規制庁へ。そこで広報室長・金城慎司さんに会い、原子力の施設の審査をしているという会議室を見学した。

この日は、原子力発電に必要な燃料であるウランの濃縮などを行う会社が、原子力規制庁に対し、核燃料施設などの新規制基準への適合性について、説明していた。こうした会合を通じて、原子力の安全を確認、指導しているという。原子力規制庁の広報を務める金城さんも「危険な形で使わないように、安全な形で使うように、原子力規制庁が見てあげないといけない」と言葉に力を込める。


原子力規制庁が確認、指導することで、原子力の安全性を保つことができるというが、中2リポーターの疑問は、「本当に安全なのか?」ということ。そこで、原子力規制庁の長官・清水康弘さんに、ド直球で切り込んだ。


■ぶっちゃけ、日本の原発は安全なのか? エラい人の回答は


青木くん「日本の原発って安全なんですか?」

清水さん「これまでの規制基準を徹底的に見直して強化した、新しい規制基準を作って、これは今世界最高水準と言われています。非常に厳しい基準を作ってそれを元に見ているので、動かすに十分な安全性はあるんです」


原発稼働に際し厳しく審査しているため、その安全性は高いと言う長官。しかし、青木くんは納得がいかない。


■科学的根拠はどうなのか


青木くん「科学的根拠ってありますか?」

清水さん「“安全”を、どういう風に考えるかということですね。原発についても勿論、核分裂反応というものだから危険性はあります。だけれども、それをどれだけ小さく安全に抑え込んで、小さくして使っていくかということだと思うんですね」


西原さん「安全なのかもしれないんですけど、不安なんです。安全より安心の方が大事だと思うんですけど」

清水さん「原子力の事故を起こしましたから、国民の原子力規制組織に対する信頼性というのがもの凄く落ちた。これは事実です。ああいうような事故が二度と起きるようであれば、原子力はやめてしまった方が良い…それ位に思って、我々は日々仕事しています」


原発の危険を見過ごさないため確認・指導を行っているという原子力規制庁。中2リポーターは・・・

青木くん「原子力にはメリットもデメリットもあってそれを使うか使わないかの判断がとても難しいと思いました」

西原さん「私たちが大人になった時に安全で安心な社会になっているといいなと思いました」

と、原子力規制庁をあとにした。


このVTRを受け、月曜MCのウーマンラッシュアワー・村本大輔は、


「原子力のえらい人は絶対、『でも安全です』って言うじゃないですか。でもなくすっていうことじゃないでしょ?」

と、やはり“安全”という言葉のもつ力の範囲に不安を隠さない。というのも、自身の出身地は原子力発電所がある小浜市にほど近い場所だからだ。「こわい」という一方で、「そこに雇用があり、生活をしている人もいる」という現実を知る村本は、原発のことを取り上げるにしても、「凄く細かいところを取材しているニュース番組はない」と指摘。「『絶対安全だぞ!』っていっても福島での事故があったりする。地元の人の意見を聴く特集もしてほしい」と訴えた。



また、この日番組にゲスト出演したブラザー・トムは、「僕、福島の双葉郡葛尾村の名誉村民をしているんです。安全で、安心で…っていうところに、除染後の黒いビニールの袋が、ずうっと(並べて)あることが『現実』なんです」といい、そういったものを目にした上で「きっと安心で安全なんでしょうね」となんとも意味深な笑みを浮かべながらコメントした。


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