ウーマン村本、嫌悪感あらわに 仏紙「シャルリー」地震風刺画問題

昨年、イスラム教を冒涜しているとされる風刺画を掲載し、関係者12人が殺害されたフランスの週刊新聞「シャルリー・エブド」。同紙がこの度掲載した、イタリア中部で発生した約300人が亡くなった地震に対する風刺画が波紋を呼んだ。風刺画では、「イタリア風の地震」と題され、血まみれになった男性が「トマトソースのペンネ」と書かれ、顔面が大きく腫れた女性が「ペンネのグラタン」と現され、潰れた建物とそこに挟まれた人々を「ラザニア」と表現した。

これに対し、被災地の町長は「これは犠牲者やイタリアに対する侮辱だ」と述べるなど、批判が高まっている。昨年同紙関係者12人が犠牲になった際は「私はシャルリー」というプラカードを掲げた人々がフランス各地で行進を行うなど、「表現の自由」のシンボル的存在になったが、今回は一転して批判を浴びた。



5日に放送された『AbemaPrime』(AbemaTV)では、この話題をピックアップ。日本人出演がこの報道に対し意見を述べた。



この日、ゲスト出演していたイラストレーターの水野しず氏は同じクリーエーターとしての意見を求められて「基本的にはこの話題、本来こんなに多くの人の目に触れないもの。ネットがあってヤバいよってなるけど、本当はこんなところで取り上げてはいけない。歯牙にかけてもいけない。つまらないし。やばいんだけど、人の心を動かすめちゃくちゃ面白いユーモアがあればいい。この絵についてはつまんないからシカト」と、わざわざ取り上げる意味さえないと意見。さらには、「むしろ炎上してしめしめと思っているのでは」と語った。



さらに、若者文化に詳しい博報堂ブランドデザイン若者研究所の原田曜平氏は、日本人が取るべき行動について言及。

「イラストではないですが、広島と長崎で被爆した日本人男性について、イギリスのメディアが『世界一運が悪い男』と表現しました。菅官房長官が抗議。それでも結局謝らなかったんです。距離が遠いと自分ごとではないんです。(こうした敏感なイシューについては)日本がもっとも厳しい基準なので、日本はこれでいいんじゃないかと思う。ただし、世界の基準は認識しておくべきです」



月曜MCの村本大輔(ウーマンラッシュアワー)はコーナーの序盤では嫌悪感を露わに。徐々にフランス・イタリア人それぞれの気持ちを汲み取っていき、頭を抱える場面も見られたが、風刺画に対しては「ラザニアという例えが下手だよな」とコメント。そして、ゲストコメンテーターのブラザー・トムも「(地震で悲しんでいる人が多すぎる)『今じゃない』ってのを考えようよ」とまだ傷の癒えていないイタリアを思いやる気持ちの大切さを訴えていた。


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