「ありえない」 みのもんた氏、いい加減な東京五輪施設建設予算に激怒

9月3日放送の『みのもんたのよるバズ!』(AbemaTV)に、東京都議会議員で元テレビ朝日アナウンサーの川松真一朗氏が出演。番組では、増大する東京五輪の施設建設費に関して議論が行われた。

ボートやカヌーの会場建設費予算が当初の69億円から約7倍の491億円に、仮設会場整備費にいたっては723億円から2800億円に増える見込みだという。

番組MCのみのもんた氏は、都議会の議員がこのような事態に対してどのような判断をするのかを川松氏に聞いたところ、観客席等で抑えられるところは抑えるなど、下げたい気持ちはあるのだという。そして、発注については「デザインビルド」(設計・建設込み)で発注している業者は決定しているそうだ。体操会場はすでにデザインビルドで発注した。

この日コメンテーターとして出演した漫画家の倉田真由美氏は、「お金も組織委が最初に出すと言ってたのに、東京都が担うことになったんですか? 恒久的な施設になるわけじゃないですよね。その後どうなるんですか?」と質問。

◆森喜朗会長の「一流のロジック」も費用高騰の要因?

川松氏は「それはおっしゃる通りで、森会長一流のロジックを使っています。恒久的な施設は東京都が責任持って作る。仮設は委員会が作る。そして、組織委員会が作る予算の方が当初の予定を超えている。そこで、開催地の東京が負担しなさいよ、となっているのです」と述べた。

「一流のロジック」に納得できる人がどれほどいるのかは不明だが、みの氏は「そういう理論がまかり通り始めたのが問題では?」と述べると川松氏は「だんだんと膨れ上がってきた」と語った。この「だんだんと増えた」状況は五輪に関しては国立競技場建設の際も問題視されたというのに、様々な会場で同じ状況になっているのだ。

みの氏は、小池氏がどこまでメスを入れるかに期待しつつ、東京都議会の議員がいかに立ち上がるかが重要かを語った。川松氏は「対立する話じゃないんですよね……。でも、最低限守らないといけないところはあると思います」と、知事も議会も意識は同じだと説明した。

リオ五輪での仮設施設使用に伴う予算低下が話題となったが、今年5月に行われた伊勢志摩サミットの「国際メディアセンター」は、3日間のための施設の建設費が約28.5億円で、解体費が約3億円の合計31.5億円の費用がかかっているが、これについても小池氏は視察をするほか、パラリンピックが開催されるリオの会場視察も今後行うようだ。リオでは仮設で安くできたのに日本では仮設でも高くなる。これについてみの氏は以下のように疑問を呈した。

「サミットの会場ですが、同じ仮設でも、東日本や東北の仮設住宅にいくら使ったと思っているんですか? 我々が東京でやるオリンピックに対して、公明性大なお金の使われ方をしてほしいのに、責任の押し付け合いになっています。小池さんが調査委員会を開こうとしている――当然です。あまりにも都議会の先生方が稚拙すぎる。幼稚過ぎる。もう少し、大人の考え方でやってもらわないとどうしようもない。思い切って立ち上がったら?」

と言われた川松氏は、こう答えた。

「僕は自腹でリオに行ったときに撮ってきたんです(と言い、写真を紹介)。(ビーチバレー会場の)足場の杭だとかの構造をみると、こういう感じ(弱そう)なんです。これを、東京でやろうとすると、やっぱり地震もあるし、何が起こるか分からないので万全を期さなくてはいけない。言葉では『仮設』なんですが、高価なものじゃないものの『しっかりしたもの』を作らなきゃいけないんです。最低限の使わなきゃいけないところなんです」

こうした答えにみの氏は川松氏にこのように要求した。

「色々な使い道はあるけれども、次元が違うんです。プロの人が集まっているのに、なんでこんないい加減な数字? 何か違和感を感じるということです。ありえないことですから。相当の技術力を持っている人々集まっているのに、おかしな話。これは、私だって見直しますよ。ですから、そういうことを都議会の現役のみなさんが、頑張ってほしい。じゃないと違う波に押されるんじゃないでしょうか。小池さんは相当苦渋の決断で臨んでいると思いますよ。(都議の皆さんが)どこまで応援するかにかかってきているんじゃないですかね」

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