築地市場の豊洲移転延期問題 働く人々の中でも意見は真っ二つに

11月7日に予定されていた築地市場の豊洲への移転が延期の方針であることが小池百合子都知事から発表された。豊洲市場の地下水の水質調査結果が出るより前の話だが、そもそも移転することに疑問を持っていることが原因だという。



30日に放送されたAbemaTVの報道番組『AbemaPrime』では、「築地市場の豊洲移転延期!賛成?反対?」をテーマに激論が繰り広げられた。現在、築地市場で働く戸田水産部長の戸田開太郎氏は移転延期に賛成だという。



「都に関して不信感を持っています。豊洲の土壌汚染が大丈夫と言っておきながら(発がん性物質の)ベンゼンが検出されたりしたわけで、我々は20年、30年とそこで働いていくのにそんな状況だと、言い方は悪いですが人体実験にされているように思ってしまいます」と語った。



一方、築地魚河岸「鈴与」三代目店主の生田與克氏は「40年前から老朽化の問題が起きているんです。生食が常温で扱われている状態だし、衛生面を考えて移転延期に反対です」と意見を述べ、築地で働いている人の中でも意見が割れていることが浮き彫りになった。


ここでスタジオでは築地市場が40年も前から老朽化が問題になっていることへ関心がいった。生田氏は続ける。



「今の築地は柱があって屋根があるだけの状態です。この前の台風の時は激しく雨漏りがして、それが1か所ではなくあちこちで起こったんです」と実際に雨漏りが起こっている衝撃の映像と共に紹介した。



次に都のやり方に対しての不信感について議論は進んだ。戸田氏が「正直、築地でやっていきたいです。要するに都への不信感なんです。もっと前から本当のことを言ってくれていたら協力できたかもしれませんが」と述べると、東京都議会議員の音喜多駿氏が「実際に話をしたと言っても、築地市場の中には何百という事業所があるので全体を把握することができなかったんだと思います」と都のやり方に不備があったことを認めた。


さらに戸田氏は「延期をした場合の豊洲市場の1日の維持費が700万円もするのなんて知らなかったです」と述べると、音喜多氏が「ネットで全部読めば情報公開はされています」と反論し、議論がヒートアップした。


このコーナーではどちらの意見がよかったのか最終的にMCが判決を下すわけなのだが、今週は本来月曜担当MCであるウーマンラッシュアワーの村本大輔が初めて火曜日のMCを担当するということで判決に注目がいった。

村本は「私は……わかりません! 私が決めるなんて無責任なことはできません。この議論を延期することは賛成ですけどね。もっと皆さんの意見を聞きたい」と、真摯にニュースと向き合う姿勢を見せ、賛成か反対かの明言は避けた。


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