大人気漫画「ワンピース」の海賊たちにはモデルがいた ゾロは残忍で冷酷!?

AbemaTV『AbemaPrime』で26日、大人気漫画を題材にした書籍「ONE PIECE勝利学」から社会を学んでいこうという企画が放送された。


「ONE PIECE」は、1996年に「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始された。累計発行部数3億2千万部を超え、単一作者が描いたコミックとしてはギネス世界記録を持つほど、国内だけじゃなく世界的に大人気の漫画。海賊・麦わらのルフィこと、モンキー・D・ルフィとその仲間たちによる海洋冒険ストーリーだ。

この日は「ONE PIECE好き」を公言するゲストがスタジオに集結。品川祐(品川庄司)、好きなキャラクターはバギー船長というタレントの矢神久美(元SKE48)、村上健志(フルーツポンチ)、そしてアップダウンの2人が出演した。



矢神が「好きすぎて、道徳も学べるストーリーだと思っています」、村上が「おしゃれなセリフもあって、モテる系のセリフもある」と力説するなか、品川は、こういうときにいつもチョッパーの帽子を被らされるといい、「俺いつもチョッパーの帽子なんだけど、チョッパー感ないでしょ?」と不思議顔だった。


■「ONE PIECE勝利学」の著者・山田吉彦先生に聞く「ONE PIECE」の魅力


山田先生は東海大学海洋学部教授で、現在も大学で授業を行っている。なぜ「ONE PIECE」が現実の海洋学の授業に使えるかというと、

「海賊といっても、ちゃんと航海士なんです。我々の生活と密接な関係があり、だから心に響く言葉がでてくる。私たちの生活に対するアドバイスがある」



とのこと。ちなみに海賊たちにはモデルがいるキャラクターが多く、その代表ともいえるのが、麦わらの一味の戦闘員で副船長格のロロノア・ゾロ。フランソワ・ロロノア(ロロネー)という海賊が実在し、「ロロノアに捕まるくらいなら死んだ方がマシ」と言われる程、残忍で冷酷な海賊で、宝の在り処を言わせるための拷問では八つ裂きにしたり、生きたまま心臓を抜き出したなんて逸話もあるほどだ。現在のゾロと似通う部分はほとんどないが、強かったという点は一致。ルフィの仲間になる前のゾロも「血に飢えた野犬」「人の姿を借りた魔獣」なんて言われていたこともある。


■「ONE PIECE」に登場する3つの名言から、山田さんが解説する「人生の勝利学」

1)「全員!!!逃げることだけ考えろ!!!」


これは、王下七武海と呼ばれる政府公認の海賊バーソロミュー・くまと麦わらの一味が対峙したとき、自分達の力では到底敵わないと悟った船長・ルフィが言ったセリフ。

・自分を高めるためには、今の自分の限界を知ることが大事。

・限界を知って逃げるのは卑怯ではない。どんなことをしてでも生き残る、撤退する勇気も必要。そして、逃げたところで力を蓄えることが、次の強敵に勝利するための鉄則。

・ゾロが逃げた先で世界最強の剣豪・ミホークに「おれに剣を教えてくれ」と教えを乞うことも。

ポイント:「プライドを捨て、逃げることができるのも強さ」


2)「この海においてあの男は、最も恐るべき力を持っている…!!」

頂上戦争と呼ばれる、これまでにない大規模な戦いの中で戦っていたルフィを見た王下七武海の1人・ミホークが言った言葉。

この「恐るべき力」というのが、ルフィが、戦う場にいる、元々敵だった人たちをもどんどん味方にしていく力。その理由は、ルフィがこれまで戦った相手に決してとどめを刺さないということにある。

・殺さないのは、相手の個性を認めているから。

・自分と対峙する強力な能力、魅力を持っている人物には、戦った相手ですら仲間になってもらいたいと本気で思っている。

ポイント:相手を許すだけでなく、受け入れる気持ちを持ち、「昨日の敵は今日の友」の精神を持って、自分の敵とも戦ってみることも大切。

「スポーツの世界と一緒で、真剣に戦って負けたら、恨みつらみよりも、いつかあいつを超えていこうという気持ちになる」(山田さん)



品川「仲間になるけど、また思想が違ったりして、離れていく。だけど、またいざという時に一緒になる。ずうーっと手を繋いでいくという感じでもないのがいい」


3)「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!!!」

航海士のナミがルフィの仲間になる前、海賊アーロンがナミを支配し、道具のように扱っていた。そんなアーロンと対峙したルフィが言ったセリフ。

・よく仕事などで「人を使う」というが、本当は「人に頼れる力を持つ」ことが大事。航海は航海士、機関士、操舵手…など一人じゃ無理。

・それには信頼に足る仲間を集めることが大事。

ポイント:「仲間の能力を認め、尊敬する」

仲間の能力を認め、尊敬し、個人の力と数の力を最大限に発揮することが最強の力を生み出す。


山田さんは、「それぞれの役割があって、その能力がないと、船長は船を動かせない。そうしないと生きていけないんだということがわかる。部下の能力をしっかりと尊重し、自分の仲間にしていこうという、リーダーを支えているのは自分なんだという自覚をもちながら船を動かす」という姿が、ビジネスマンにも大切なことだと説く。


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