賃金未払いのインドカレー店「シャンティ」 新しい経営者が決定

インド人従業員への賃金未払いと解雇問題で揺れていた東京駒込・大塚など5店舗を展開するインドカレー店「シャンティ」の新しい経営者が決定した。同店はインドとバングラデシュから日本に来た15人の従業員が本格インドカレーを提供する人気店だった。

しかし今年6月、シャンティに貼られた「私たちは6月20日で解雇、お店閉鎖を通告されています。賃金も払われていません、みなさん助けてください」というメッセージが発信され、大きな騒動へと発展。外国人従業員15人の突然の解雇と6200万円の賃金未払いのまま、経営者の日本社長は連絡が取れない状態だった。寮が火事で焼けてしまったため、スタッフの多くが店内で寝泊まりしていたが社長から店から撤退するように通告書が届き、窮地に追い込まれていた。

外国人従業員はツイッター上で助けを発信し続け、メディアも広く取り上げたことにより今月に入り従業員の経営と雇用を引き継ぎたいと申し出るものが名乗りを上げた。そして、スタッフ15人のうち10人が8月12日労働契約書にサインし新しい経営者と契約するに至った。ツイッターには「日本国民のシャンティ従業員を守ってきてくださった方々、心から深く深く感謝申し上げます。」とツイッター上で感謝を思いをつづっている。

実際にシャンティに訪れたことのある客は「とても美味しいから、お店が再開したらまた来たい」と再開を望む声が多く聞こえた。ツイッター上では今回の出来事に関して「お店の再開が叶うといいですね」「毎日が大変だと思いますが皆さんがいい方向に進みますように」と応援や励ます声が寄せられた。

一方で「インドカレー屋の乱立。以前から言われていることではあるけれど今後シャンティのようなお店が現れないでほしい」「悪質なブローカーの存在があるのでは…」とシャンティ以外にも外国人労働者の待遇について心配する声も上がった。新しい経営者で店員たちは劣悪な生活環境を脱することができるのか。

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