世界で最も貧しい国・マラウイ 低所得者層を対象にした新ビジネスに注目

世界で最も貧しい国と言われるマラウイ。そのマウライで市民たちとともに暮らすのが比嘉陽子さんだ。長年発展途上国の貧困層を対象にしたビジネスを夢見ており、様々な海外での経験を経て去年7月現地のニーズを肌で感じたいとマラウイに住むことにしたのだ。

マラウイはアフリカの南部に位置しており近くにはタンザニアやジンバブエがある。国土は日本の3分の1ほどで比較的小さな国だ。そんなマラウイはアメリカの情報サイトが発表した1人あたりの年間購買力で見る今年最も貧しい国でワースト1位になっている。マラウイの購買力は年間2万2600円で、日本はおよそ380万円である。現地には1日に3食食べられない人が多くいるのが現状だ。


そんな現状を打破するために近年注目を集めているのがBOP(Base of the Economic Pyramid)ビジネス。BOPとは世界人口のおよそ7割もいるとされる年間所得がおよそ30万円に満たない低所得者たちを対象にしたビジネスだ。

従来、貧困層には購買力がないため、貧困層を消費者としてとらえない考え方が一般的であった。だが、BOPでは貧困層を消費者と捉え直し、彼らを経済の枠組みの中に入れて資本の循環を促すのが新たなアイディアだ。

実際に今マラウイではコミュニティ開発事務所で事業が3つ進められている。住民に自分たちのコミュニティの中で何が課題になっているのか、何を先に解決するのかという優先順位をつけさせ何が自分たちにできるのか話し合いそれを実際に実行に移してもらう。農村部の住民に安定の収入源が全くないためビジネスをどうやって生み出し運営していくのかをサポートする。ビジネスをしていく上で識字能力が必要だが小学校・中学校を中退している人が多いため成人識字教室といったものを開く。

私たち日本人にマラウイの発展のために求めることとして、援助ではなく投資をしてほしいと最後に述べた。

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