相模原市障がい者殺傷事件 容疑者「何人を襲ったか覚えていない」


神奈川県相模原市の障がい者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件で、殺人容疑などで逮捕された植松聖容疑者が「何人を襲ったか覚えていない」などと話していることが新たに分かった。

植松容疑者は相模原市の障がい者施設で女性入所者9人の首を刃物で刺すなどして殺害した疑いで再逮捕され17日に送検された。その後の捜査関係者への取材で植松容疑者が「何人を襲ったか覚えていない」などと話していることが新たに分かった。植松容疑者は2月に衆議院議長宛で障がい者に危害を加える内容の手紙を渡したほか、障がい者に対する過激な発言をしていたことから相模原市が緊急措置入院をさせていた。また植松容疑者は職員に重い障害がある人がどこにいるか確認していたとみられており、神奈川県警は植松容疑者が重い障害がある不特定多数の入所者を狙って襲ったとみて詳しく調べている。

自身もうつ病と向き合っている黒川常治氏は「障がい者を好きになってくれとまでは言いません。でも障がい者の人権・尊厳・人格の尊重・命の尊さ・可能性を奪わないでください」と自身の思いを綴っている。

また作家・社会運動家の雨宮処凛氏は「容疑者は障害を持つ人々を殊更に不幸と決めつけているわけだが今私はそんなことはないと声を大にして言いたい」とコラムに綴っている。

また、「今回の事件が、障がい者に対する社会に対して何の生産性もないのではないか、何の価値があるんだろうといった社会に共通して根付いてしまっている差別意識について改めて我々に問いかけているのではないか」と述べた。

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