“ディスの極みメガネ” バトルMC・DOTAMA、ラップで時事問題をブッた斬りまくる

ヒップホップシーンでは知らない者はいない「笑うバトルMC」こと実力派ラッパー“ DOTAMA”が「AbemaPrime」のレギュラーとして登場する。


彼はサラリーマンのようなルックスで、的確かつ猛毒なディスをかまし、相手の心をバッキバキに折るのが彼のスタイルで"サイコパス"とまで言われる戦い方を披露する。

UMB(ULTIMATE MC BATTLE)などMCバトルでの輝かしい数々の功績はもちろんのこと、映画『TOKYO TRIBE』への出演、ラッパーが芸人をディスる「ディスペクト ~芸人VSラッパー~」で優勝、活動休止中のthe telephones長島涼平らとバンド「FINALFLASH」を組んだりと昨今一番注目すべきラッパーだ。特に「フリースタイルダンジョン」のモンスターに抜擢されたことでその強烈な個性が世の中に一気に広まった。

「AbemaPrime」に出演した際には、「ヒップホップはオリジナルを求めるアートだから、常に人と違うことを意識している」という趣旨の発言をしている。

そんなDOTAMAが昨年リリースした、その名も『ニューアルバム』から特に聴くべき5曲をチョイス。彼の楽曲を一聴すれば、フリースタイルのスキルだけでなく、唯一無二のアーティストであることが分かるはずだ。


・「HEAD」

この曲は、自身の名前である“DOTAMA”で大喜利をしていく自己紹介ソング。「DOTAMAのドのどいつのド」というサビのリリックに、彼の特徴でもある卑屈さが感じられる。


・「イオンモール」

この曲は彼の地元・栃木に大型ショッピングモールができたことを歌った曲。巨大迷路のようなその場所で路頭に迷っている姿に、地方都市の空洞化という現代日本の抱える問題をなぞらえている。こういった視点の幅広さが、フリースタイルにおける彼の強烈なディスにつながっているのだ。

・「誰も知らない」

彼はロックシーンでも知られた存在ではあるが、ロックでは「ヒップホップの人」、ヒップホップでは「アングラの人」と、常にホームがない状態で孤軍奮闘してきた。そんな自身の環境をアイロニカルに歌ったのが、この「誰も知らない」という曲。彼がマイク1本で現在のポジションに昇りつめてきたことを考えると、より深い感動を受ける1曲だ。


・「音楽ワルキューレ」

・「音楽ワルキューレ2」


こちらは「音楽不況」をテーマにしたDOTAMAの代表曲。言っていることが的確すぎてもはや笑えてくるレベルなのだが、「音楽ワルキューレ」はラッパーという“先の見えづらい生き方”に対する愚痴を歌いつつも、「音楽ワルキューレ2」では“でもやるんだよ”の精神で、ラッパーとして生きていく決意を歌っている点がカッコいい。


異端のラッパーが今、シーンの中心にいる。そんなミラクルが起こるのもまた、ヒップホップの面白さだ。DOTAMAのオリジナリティある楽曲を聴けば、フリースタイルバトルの時とはまた違う、インテリジェンスな一面を垣間見ることができるだろう。

そして、“ディスの極みメガネ”という異名にふさわしいスタイルで「AbemaPrime」の『MCファミリー×DOTAMAのラップdeニュース』コーナーで、DOTAMAがニュースの新たな側面を見せてくれるに違いない。

続きを見る

0コメント

  • 1000 / 1000