「植民地支配から解放された記念日」 韓国から見た終戦の日“光復節”とは


日本では終戦の日である8月15日だが、韓国はこの日を「光復節」と制定しており、日本の植民地支配からの解放を記念した式典などが催されるという。また、韓国では「光復節」を国民の祝日としていて、各地でパレードが行われたり太極旗を盛大に掲げるなど、お祝いムードに包まれる。

朴槿恵(パククネ)大統領は式典の演説で、慰安婦問題の日韓合意をめぐり、両政府の取り組みが進展をみせるなか、「韓日関係も歴史を直視する中で、未来志向的な関係を新たに作っていかなければならない」と訴えた。

一方、東京江戸川区でも在日大韓民国民団による光復節を祝うイベントが開催され、多くの家族連れなどで賑わったという。「年に一回、自分の国のことをきちんと考えることのできるイベントです」と参加者の女性は話す。

では、光復節は韓国の方々にとって、どういう意味合いを持った日なのか。津田塾大学 国際関係学科 朴 正鎮准教授は「36年間の植民地支配から、主権を取り戻したことを記念する日である、同じ歴史を繰り返さないように自国の歴史を振りかえる日」だという。植民地支配から解放されたことを祝うだけでなく、韓国の歴史を振りかえり、二度と戦争が起きないよう祈る日でもあるのだ。

昨年末、慰安婦問題の解決をうたい、日韓政府間合意が結ばれた。混乱の続く日韓関係において、前向きな一歩になるのだろうか。政治評論家・歴史作家の八幡和郎氏は日韓関係ついて聞かれ、「焦るのは良くない。まずはお互いの言い分を知ることからだ」と訴えた。

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