ウーマン村本「戦争は誰が起こし、なんで起きたの?」

8月15日は終戦の日だが、今年で戦後71年。歴史の証人は次々と寿命を迎えており、今や戦争を知らない世代が多数となっているが、我々はこの状況をどのように捉えればいいのか。同日に放送されたAbemaTVの報道番組『AbemaPrime』では、この件についてゲストも招いて議論を行った。月曜番組MCの村本大輔(ウーマンラッシュアワー)が、元経産省官僚で政治評論家・作家の八幡和郎氏に「戦争は誰が起こし、何で起きたのですか?」と質問。


八幡氏は、「一言でいうと、日本がちょっとずつ(拡大への)スケベ根性を出して、どんどんやっていった。最初はアメリカ国民も戦争やりたくないと言ったのに、これに乗らなければ、許さない、といった空気になった。その時はもう遅かったです。当時は、タカ派的な意見の方が世論では強かったのです」と述べた。


また、番組コメンテーターの8bit news主宰の堀潤氏は、東條英機氏が陸軍トップに据えた後、メディア・一部の国民の間に「日米開戦は避けられない」といった世論が高まったと説明。東條氏は和平交渉を探ろうとしたが同氏に対し、「何を弱気に!」という手紙が来たという事情を説明した。


八幡氏は、1937年以降はもはや戦争に向かう流れを止められなかったという声が多いと解説。ただし、軍部が独走したのではなく、軍部の中の一部が独走し、その方向に持って行ったのだという。



それでは戦争や靖国神社について若者はどう考えているのか。若者の文化に詳しい博報堂の原田曜平氏は、「7月に靖国神社では『みたままつり』をやっています。戦争遺族が減る中、接点を作ろうとしているのですね。でも、Twitterの普及とも関係していますが、若い人達が集まり過ぎて、あんまり内容を分かってない人が多い。靖国神社のことを『みたま神社』と答える人も多いんですよ。さらに、機動隊が出るので、露店を出すのをやめたほどです。それくらい戦争が過去のものになっています。戦争を経験した方々ももう少しで寿命を終えるので、この数年で検証するのが重要です」と述べた。



また、アベプラファミリーのタレント・森尾由美はアメリカで子供を育てていたが、現地校にボランティアのお婆さんがやってきて「日本人のせいで(戦争になった)」と生徒たちに語りかけているという状況を報告した。森尾の子供は「なんで私達はお婆ちゃんからそう言われなくてはいけないの?」と家に帰ってから聞いてくるのだとか。だが、こうして戦争や平和に対し子供達が興味を持つことは良いことだと捉えているようだ。


堀氏は「右も左も、物語で大衆を引き付けるアプローチは辞めた方がいいでしょうね」と、安易に戦争を政治利用すべきではないと釘をさした。


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