A級戦犯合祀の靖国参拝に中韓からクレーム 日本の政治利用も原因か

8月15日は終戦の日だが、ここ30年ほどの間、閣僚や総理大臣が靖国神社を参拝すると中国・韓国からの抗議が来るのが定番となっており、今や政治的な場となった感がある。参拝者からすると「英霊への感謝」や「国のために戦い亡くなった方を弔(とむら)う」といった意識で参拝をしていることも多いだろうが、政治利用されることが定番となっている。



同日に放送されたAbemaTVの報道番組『AbemaPrime』では、靖国参拝について、識者を交えて議論を行った。冒頭では、この日靖国神社を訪れた83歳男性が「兄貴が2人祀られていますので、毎年来ています。冥福を祈って戦争はしないぞ、というのを祈ってきました」と語っているシーンなどを紹介した。


月曜番組MCの村本大輔(ウーマンラッシュアワー)は、「戦争で、日本を守って亡くなられた方がいる。その人たちがいて、その人の家族らが手を合わせる。でも、国の偉い人が手を合わせると海外が怒る。このニュースは毎年あるけど、海外から叩かれてるってのは……と思う」と語った。



また、番組コメンテーターの8bit news主宰・堀潤氏はこう語る。堀氏は昔から靖国神社へは参拝に行っているという。

「参拝に行くからには、キチンと説明した方がいい。手を合わせて祈るのは賛美というわけではないです。A級戦犯を合祀(ごうし)してはいますが、手を合わせる行為をし、なぜ、軍部を暴走させたのかなどを語り合う機会としての8月15日という意味合いもあります。必ずしもこの祈りは戦争賛美をしているわけではない、ということです。目を背けたり、『あの歴史はなかった』というのは、あの戦争を美化していると映ってしまう。僕は行きますが、『戦争を賛美していますよ』と言われることもあります。それには『いえいえ違いますよ。語りかけ、自問しているのです』と答えます。



ここで、靖国関連に詳しい元経産省官僚で政治評論家・作家の八幡和郎氏が登場。八幡氏は、靖国参拝について政治的に捉えるのではなく、素朴な慰霊の日として捉えるのがいいと提言。

村本は「逆に日本が、殺してしまった国の一般の人たちいるじゃないですか。その人たちには手を合わせないのですか?」と質問。これに対し、八幡氏は、天皇がサイパンへ慰霊のために訪れた際、韓国人の慰霊碑にも手を合わせていると説明した。


また、ここで堀氏が「最近靖国が騒がしいです。僕は子供の頃から行ってます。昔はもっと静かに参拝できたのに。最近は色々な政治団体が利用しているといったらなんですが……」と最近の靖国神社が政治利用されているのでは、といった疑問を呈す。これに、八幡氏はこう答えた。

「昭和50年ぐらいが分かれ目なんですね。それまでは靖国に行くことに疑問を持たれていませんでした。神様として祀られている。そういう話でした。昭和50年代ぐらいから、左と右の両方が政治利用した。左はそれを英雄として扱うのはおかしいと言い、右は国がちゃんと公的なものとして靖国神社を護持せよ、と言った。そこからおかしくなった。そこから戦犯の合祀問題も出てきました。B級、C級戦犯を合祀するのは誰も文句言わなかった。A級戦犯を合祀してから、A級戦犯も供養する必要はあるの? と言われるようになったのですね」


A級戦犯を合祀することについては、議論はあったのだという。ところがとある宮司が合祀するという判断をした結果、天皇陛下も総理も行きづらくなったという。以後行く、行かないを中国が問題視するように。さらに、日本と戦争をしていない韓国までもが意見を言うようになったというのだ。


続きを見る

0コメント

  • 1000 / 1000