沖縄の米軍基地問題 現地の若者の声は「分からない」

米兵による犯罪、騒音など様々な問題を引き起こしている沖縄の米軍基地問題。

主だった飛行場は、普天間飛行場、北部訓練所、キャンプ・シュワプ。日本にある米軍基地の70%が沖縄県に存在している。

辺野古移設反対を掲げている参議院議員の伊波洋一氏は「沖縄にこれ以上新しい基地を押し付けるなと言いたい。新しい基地はもう作ってはいけないという立場である。非常に危険な場所にある普天間飛行場を放置しているのは政府。政府は辺野古に新しい基地を作らないとそのままにしておくぞという立場を貫いている」と述べる。

米軍基地を一部条件付きで容認する辺野古商工・社交業組合の許田正儀氏は「基地のおかげで、経済的にも十分ではないがなんとかやってこれた。基地の恩恵をうけながらこの地域はやってきているので簡単に反対とは言えない」と慎重な意見を述べた。

沖縄の若者が普天間飛行場移設場所の希望として「県外」と答える割合が2005年の46.8%から34.6%と10%以上下がり、「辺野古」は5.7%から8.8%、「普天間そのまま」は14.8%から20.7%、そして「わからない」の割合が32.7%から36.0%とへと増加。沖縄の世論は基地容認へと傾いているように見える。これはなぜなのか。

お笑いを通じて若者たちに基地問題を訴えている芸人・まーちゃん氏は「お笑い米軍基地という舞台を通して高校生と触れ合う機会も多いが、『わからない』という意見が多い。若者にとって基地があるのが当たり前になってしまっているから何も考えなくなってしまっているのではないか。」と述べた。

伊波氏は「昔は基地と共に貧しさがあった。今は依然と比べると豊かな生活があって、自分たちの生活が基地と共に同居しているという中であまり批判が見えてこない。そしてもう一つ、現在の対中国の関係の中でマスコミが脅威を強く出している面があるので、若者は基地が必要であると思っているのではないか」と述べた。

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