EXILE世界&GENERATIONS裕太に直撃 ダンスバトル「STREET KINGS」にかける思い

写真 / 小野直樹


8月14日にフリースタイル・ダンスバトル「STREET KINGS VOL.0」(以下:「STREET KINGS」)が東京・品川ステラボールにて開催され、この模様の一部がAbemaTV Special チャンネルで生中継される。


「STREET KINGS」は、ストリートダンサーたちがBPM(曲のテンポ)の異なる“SLOW”と“FAST”の2種類の音楽をフリースタイルで踊り、6つの項目で審査され勝敗を決するという1vs1のダンスバトル大会。国内外からストリートダンサーたちが集い、己のプライドをかけ熱いパフォーマンスを繰り広げる。また、EXILEなどが所属する芸能プロダクション・LDHが主催する大会で、今回が記念すべき初回開催。賞金総額は500万円・参加費は2万円と、その破格の金額も大きな話題となっている。


今回、AbemaTIMESでは、同大会に参戦するEXILEの世界、GENERATIONS from EXILE TRIBE(以下:GENERATIONS)の中務(なかつか)裕太にインタビューを実施。バトルを間近に控えての胸の内や、将来のビジョンなどについて2人にじっくりと語ってもらった。




自分もその場所にいたいと強く思った(世界)
5〜6年ぶりのダンスバトル。ワクワクしています(裕太)


--「STREET KINGS」開催前の心境はいかがですか。


世界:この大会が開催されることがわかって、自分も参加したい、その場所にいたいと素直に思いました。EXILEになってからも、国内・外の大会に出たことはあるんですけど、LDH主催の大会ははじめてですし。バトル自体はEXILEに加入する前からやっていましたし、単純に楽しいんです。オーディエンスが盛り上がってくれたり、共演者と讃えあったりがすごく刺激になる。いつも自分からアクションを起こして、バトルに参加しています。今回も非常に楽しみですね。


裕太:ぼくは、GENERATIONSに入るまではダンスバトルを頻繁にやっていたんですけど、最近はやっていなかったので、5〜6年ぶりの参戦になります。ワクワクしていますね。出場者も知っている顔が多いですし、海外勢も参加してくるので、とても楽しみです。



ダンス業界の常識が変わるような大会になればいい(世界)


--ダンスバトル大会において、賞金総額500万円は破格の数字だと思います。「ダンス業界、夢があるな」と素直に思えたのですが、こういうポジティブな大会がこの先当たり前になっていくといいですね。


世界:ストリートダンスの大会って海外も含めたら数え切れないくらいありますけど、賞金総額500万円ってほんとにすごいです。日本では、ダンサーが”好きなダンス”だけで食べていくのが難しいっていう現実があって、そういう常識が変わるきっかけになる大会になればいいと個人的に思います。この先も「STREET KINGS」は長く続けていきたいですね。


--一方で参加費は2万円と、それ相応の決意と練習量がないと、簡単には参加に踏み込めない金額設定ですよね。参加者は相当意気込んでくると思います。


裕太:その参加費も、今まで聞いたことなかったです。確かに、出場者はそれなりの覚悟を持って臨んでくると思います。だからこそ、当日は熱いバトルが繰り広げられると思いますし、もちろんぼくも気合い十分で臨みます。観客や視聴者のみなさんにも期待しててほしいですね。


世界:お金が熱意のすべてをあらわすものではないと思いますけど、目に見えるわかりやすい意気込みではありますよね。それに加えて、みな目には見えないプライドみたいなものを背負って、ステージに立つんだと思います。



練習してきた自負がある。とにかく大会を盛り上げたい(裕太)


--メジャーの第一線で活躍されるお2人にとって、アンダーグラウンドで活動されている方々と分け隔てなくバトルを繰り広げ、勝敗が付くというのは、ある種のリスクを伴う部分があるのかなとも思うのですが、その点についてはいかがですか?


世界:正直、ぼく個人としてはリスクは感じていません。たしかに、EXILEの看板を背負ってステージに立ちますし、裕太もGENERATIONSの看板を背負っています。だからといって、それがリスキーなことには、ぼくには思えないです。ストリートダンスを見て育って、こんな大きなダンスバトルが開かれるのを知ったら、何か余計なことを考える前に、「参加したい」と素直に思いました。負けることだってあると思います。けど、負けたからダメになるわけじゃなくて、負けたからこそ、その分強くなりたいと思います。これまでにも負けた悔しい経験はしているし、とにかくバトルを楽しみにしてる気持ちが強いですね。


裕太:負けたから恥ずかしいとかは、ぼくもないです。例え「GENERATIONSのメンバーが負けてる」って言われても、今までしっかり練習をしてきた自負があります。もちろん勝った姿をみんなに見て欲しい気持ちはあるけど、それよりもこの大会をイチ参加者として盛り上げていきたいですね。



自分がのってないと、観てる人も楽しくはならない(世界)


--フリースタイルで踊るときの大切なことはなんですか?


世界:”素直”ですね。そのとき感じたフィーリングを出さないと後で後悔するので。間違ってたっていいと思います。フリースタイルで踊るときは、いつでも自分に素直でいたいですね。


裕太:考えながら踊っても、作られたものになっちゃうし、感じたままに、直感で動くことを大事にしています。


世界:自分がのってないと、観てる人も楽しくはないですからね。


--今回、ジャンルは問わず、スローとアップの2スタイルBPMでダンスを表現されるとのことですが、どちらのテンポの方が得意だというのはありますか?


世界:ある?


裕太:あんまないっすね。


世界:ぼくらは普段バラードでも踊るし、めっちゃ早いEDMサウンドの曲でも踊ることがあるので、とくに苦手意識はないかな。


裕太:たまに踊りにくい曲はありますけどね(笑)。めったにないですけど、余白の多い曲とかは少し踊りにくいです。



サラリーマンがスーツを着る感覚で、ダンスをしている(裕太)


--日々、どのくらいの練習量を積まれているのでしょう?


世界:練習しないと決めた日はまったくしないです。1日中ボーッとしてますよ。その分「練習する」って決めたら朝までとかあります。ダンサーって夜型が多いので、夜から朝にかけて6〜7時間やる日もあるし、ただただ遊んでるだけの日もありますし(笑)。


裕太:ぼくは短期集中型なんですよ。3〜4時間やってそれ以上はやらないです。けど、練習って感覚とは違うかもしれない。生活の1部なんですよね。朝起きたら音楽をかけて踊りますし、サラリーマンが会社行く前にスーツを着る感覚に近いのかもしれないです(笑)。



アポロ・シアターみたいな劇場を日本に作りたい(世界)


--将来の夢をお伺いできますか?


世界:劇場を作りたいですね。10代のときニューヨークにいったんですけど、「アポロ・シアターみたいな劇場が日本にあればな」と思いました。そこでは、それこそダンスだけでなくて、芝居だったり歌だったりが毎日おこなわれていて。それを運営しているのが、ぼくのようなダンサーだったら自然にダンス文化も底上げされていくでしょうし、そういう夢はありますね。


裕太:ダンスがビジネスとしてもっと確立されるといいと思ってます。そうなるためにはどうすればいいか、日々考えながらダンスと向き合っているつもりです。


世界:ストリートダンサーっていわゆる”門”がないんですよ。その門って言うのは、この試験をクリアしたら、約束された道を歩けるっていう明確なもの。クラシックバレエとかジャズダンスの方とかは、コンテストに優勝して、バレエ団に入るっていう流れがあるんですよね。そのストリートダンス版というか、ダンスで食べていきたいと夢を持つ若者が目指せる門があればいいと思います。



心技体、真っ向勝負でぶつかる(世界)
後悔のないバトルにしたい(裕太)


--当日、会場のオーディエンスにも、AbemaTVの視聴者にも、ダンサーを志す若者は多数だと思います。そんな方々にメッセージをお願いします。


世界:月並みな言葉になりますけど、夢は叶えるものだと思ってます。自分から動かないと夢は叶えられないし、ダンスもそれと一緒で自分が動かないと楽しくないです。心折れずにがんばっていれば、その先に何かが待っているし、今まで観たことのない景色を見せてくれるのがダンスだと思ってます。ぼくもそうだったように、ダンスに対してずっと夢を持っていて欲しいですね。


裕太:「ダンスでは飯を食っていけない」というイメージが先行されると思うんですけど、そういうのを変えていけるようにぼくらもがんばっていきたいと思ってます。今、ダンスに興味を持っていない人も惹きこんでいけるように、もっと魅力を伝えていきたい。一緒にがんばりましょう。


--最後に大会への意気込みを聞かせてください。


世界:心技体、真っ向勝負でぶつかります。厳しい戦いになると思いますけど、その中でも自分が納得できるような大会にしたいと思います。


裕太:言葉のキャッチボールじゃないですけど、体で会話して、真正面からダンサーのみなさんとぶつかります。自分なりにたくさん刺激を受けて、後悔のない大会にします。





【STREET KINGS VOL.0 オフィシャルサポーターからコメント】


■EXILE HIROコメント

自分を育ててくれたダンスへのリスペクトとダンスへ恩返したいという想いから、「STREET KINGS」を応援させていただいています。

「STREET KINGS」は、誰もがわかりやすい新しい採点方法による、国籍も性別もジャンルも超えたフリースタイルの新しいダンスバトル大会として誕生しました。

この大会がダンスを夢見る多くの若者たちにとって夢と挑戦の場となるとともに、ダンスの素晴らしさや、ダンスの文化を多くの皆さんが知るキッカケの場になればと願っています。

最高のダンサーたちによる、最高峰のダンスバトルが繰り広げられる「STREET KINGS」を心から楽しみにしています。


■EXILE ÜSAコメント

LDHが主体となりダンサーの新たな夢と希望を創りだすこの「STREET KINGS」というバトルが誕生することにとても感動してます。ダンサーの技術と経験でつかむこのビッグチャンスを通じて、更なるダンスシーンの進化を心から期待しています。このバトルから新たなカリスマとなるダンサーが生まれ、プロフェッショナルなストリートダンサーという地位を確立できるような世界を創っていけるように自分もダンスを愛する仲間として応援しています!!最高に熱いダンスバトルが観れるのを楽しみにしているので、頑張って下さい!!


▪︎「STREET KINGS VOL.0」

日時:8月14日(日) 開場:11:00 開演:12:00

AbemaTV放送開始時間:14:00 終了:21:00(予定)

会場:東京・品川ステラボール



インタビュー・文 / 中山洋平 インタビュー協力者  / 柴田理沙、風間玲

  



続きを見る

0コメント

  • 1000 / 1000