桜井誠を評論家・古谷経衡氏が分析「ほとんど都市伝説を語っている」

7月31日に投開票された東京都知事選では「有力3候補」中心のメディア報道が多かったが「4位争い」も熱かった。4位は上杉隆氏の17万9631票で、5位が桜井誠氏の11万4171票、6位がマック赤坂氏の5万1056票だった。


8月1日に放送されたAbemaTVの報道番組『AbemaPrime』でも、評論家の古谷経衡氏が投票数5位の桜井氏について言及。リベラル派や保守派、ネット右翼に詳しい古谷氏ならではの分析と解説を行った。


「僕、桜井さんが大好きで。(桜井さんが書いた)本の中では、僕は『モップ頭』とか呼ばれているんですが。桜井さんは元在特会会長で、2007年ぐらいから行動する保守、街頭に出て排外的デモをやっている代表格。そんな人が初めて都知事選に出ました。今回の結果は、日本の右傾化、過激な右翼がどれくらいいるのかのバロメーターになりました。11万4000票、この数字にはけっこう驚いている人がいます。5位でしょ」(古谷氏)


古谷氏は、自身が思っていた桜井氏への予想を「『すごいのでは』と思っているかもしれないですが、極右については、維新政党新風の鈴木信行という人が参議院選で8万票ほどを取っていました。これが桜井氏への予想。プラス3万ぐらい。まぁ、こんなぐらいだった。驚くほどではないです」と語った。


今回、桜井氏に入った票について「見通しは暗い」と古谷氏は言う。


「40万票とか50万票いくと、ウルトラライトウイングが台頭します。しかし、今回はそういった方々の8割ぐらいは小池さんに入れています。桜井氏は身内を固められていない。これを8割9割固めると50万票は行く。今回は11万ですから、見通しは暗いと思います」(古谷氏)


番組MCのウーマンラッシュアワー・村本大輔から「桜井氏は日本のトランプですか?」と聞かれると、古谷氏は苦笑しながら「桜井氏は『日本のトランプ』ではない」と回答した。


「トランプはちゃんとした実業家なので……。過激なことを言っていますが、日本とアメリカは国情が違います。桜井氏は事実に基づいていない。ほとんど都市伝説を語っています。トランプのメキシコ移民に関する説明は事実。僕はトランプ好きではないが、そういうことです」(古谷氏)


桜井氏を「日本版トランプ氏」と見立てるのは、少し的(まと)がズレているようだ。

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