中国の流行語が日本を皮肉? 「匠の精神」に含まれる意味とは

AbemaTV『AbemaPrime』の月曜コーナー『隣国ジャーナル』で25日、中国の会社員、王培培(おうばいばい)さんが、「今年の春・夏の流行語」の中に、日本に関係する言葉が入っていたことを紹介した。



日本に関係する言葉とは、「匠の精神」というもの。


王さんによると、実はこの数か月、官僚やメディアが製造業の構造改革という意味で、「匠の精神」という言葉をよく使っていて、話題になっていたそう。意味合いとしては2つあり、1つは「レベルアップ」。日本の「匠の精神」を見習って、中国の製造業をよりよくしていこうということだ。そしてもう1つは、「匠の精神」もほどほどにしないと、日本のように製造業が衰退してしまう…という、少し皮肉な意味も含まれているのだとか。


20年くらい前までは、家電などの日本製品は品質が良いと世界で大人気だった。中国でも最近までそうだったが、王さんは「今は、(日本製品は)そこまで人気がないです」という。その理由は、品質がそこそこ良く、値段はそこまでしない中国製のものが出てきているため。車も以前は日産やトヨタが人気だったが、最近は中国製のもののほうが人気があるとのこと。


中国では、日本製品は、客が求めていない所まで「高品質」にしてしまうあまり、経営がうまくいかなくなる可能性があると考えられているというのだ。そういうわけで、「匠の精神」もほどほどにしないといけないということらしい。


日本の「匠の精神」は、中国のネット上でも議論になっており、1つの技術を突き詰めることは「合理的ではない」という意見や、「尊敬する」という意見など、賛否両論があるそうだ。日本の製造業にとっては、耳が痛い?


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