迷惑をかける悪質な「バカッター」たち みのもんたが激怒

悪ふざけのつもりが逮捕されてしまうバカッターが後を絶たない。7月20日、“バカッター”たちが相次いで逮捕された。まずは熊本地震の際、「動物園からライオンが逃げた」と嘘の投稿をした会社員・佐藤一輝容疑者が偽計業務妨害の疑いで逮捕。ネット上でデマを拡散させた容疑での逮捕は全国初として話題になった。そして、小池百合子氏にツイッターで、「明日の朝7時52分 俺は散弾銃で小池百合子をもう殺す」と殺害予告した男が、脅迫容疑で逮捕されたのだ。

23日放送のAbemaTV『みのもんたのよるバズ!』では、MCみのもんたがこれら“バカッター”に苦言を呈した。どうしても伝えたいニュースを独断と偏見で選ぶコーナー「ボス特権」にて、過去騒動を巻き起こした、さまざまなTwitter炎上事件とその後を“おさらい”。「馬鹿もん!」と激怒した。

■大炎上の馬鹿もん列伝

1) 営業妨害のバカッター

コンビニのアイス冷凍庫に寝転がった19歳の無職少年は、その後、店が被害届を提出。器物損懐容疑で書類送検。

そば屋の洗浄機に横たわるなどの画像を投稿した大学生。お店は破産、大学生はその後通学する大学が謝罪し、停学に。さらに店側が損害賠償約1300万円を請求し、大学生は和解金として約130万円を支払うことに。

2) 線路のバカッター

ホームから線路に降りるなどした高校生4名は。その後テレビ局から指摘があり学校や保護者がJR側に謝罪。さらに線路に入った2名は鉄道営業法違反容疑で家裁送致。

女子高生3人がホームから線路に降り、向かいのホームへ移る動画は往来妨害罪などに問われる可能性もある行為。交通局は「列車と衝突するだけでなく、送電レールに触れると感電死する恐れもある」と注意を呼びかけた

3)裸のバカッター

大手中華チェーンで、6名の男たちが裸で食事。店は閉店に追い込まれる。

さらに電車内でも全裸で、男たちは威力業務妨害と公然わいせつで逮捕。主犯は懲役6月執行猶予3年。

公園の蛇口を肛門にブスリ!と刺した画像をアップした大学生はその後身元がバレ、大学が謝罪、厳正に処分された。

4) 土下座させるバカッター

「商品管理の悪さの為に客に損害を与えたとして謝罪しろ!」と恫喝した48歳の主婦はその後、店員が被害届を出し強要容疑で逮捕、名誉毀損罪で罰金30万円

また、「くそおもろかったわ~笑」「接客態度が悪い」と土下座させた男女3名はその後店員が被害届を出し、強要容疑で逮捕。男は懲役8月の実刑、女2人は家裁送致。

        

5) その他もろもろ…

「殺害予告 全国のラブライバーを1人残らずこの手で殺します」と、包丁をもった姿を投稿した高校1年生はその後イベントで警備をさせた業務妨害容疑で逮捕。

2歳の子供にタバコを吸わせて暴行した24歳父親と交際中の少女はその後、ネットで「児童虐待」と批判殺到。愛知県警が居場所を突き止め、暴力行為等処罰法違反容疑で逮捕。また児童相談所に通告、虐待の恐れがあると子供は一時保護された。

「中2病だからみんなでパトカー荒らしてきたぜー」と投稿した19歳の少年2人はその通報を受けた北海道警が捜査、器物損壊容疑で逮捕。

■どうして“バカッター”があらわれるのか

番組スタジオには、ネット事情に詳しい国際大学グローバル山口真一研究員に来ていただき、話を伺った。

――どうしてこうなる?

山口さん)やはり「注目されたい」というのがあるかと思います。SNSは一般の方でも情報発信できる素晴らしいツール。そのなかで、一部の人は注目されたいという気持ちがある。承認欲求を満たすというのがある。それ自体は悪いことではないのですが…

――絶対ばれる?

山口さん)ほとんどの場合バレると思います。その日のうちに特定されてしまう。

――誰が調べるの?

山口さん)それを見たネットの人たちが。SNSは情報発信する場なので、それ以外にもいろいろつぶやいているので、そういったところからだんだん、だんだん、わかっていく。

番組コメンテーターの馬渕知子医師は「コミュニケーションができない若者が増えているというが、ツールが変わっている」と語り、また同じくコメンテーターの漫画家・倉田真由美氏は「昔は仲間内だけだったことを、わざわざ拡散したことによって捕まってしまっているからアホですよね」と呆れ顔。みのの「もう少しネットをちゃんと使う知恵はもてないんですかね?」という問いに対し、山口さんは、

「教育を地道にしていくということと、こういった番組を通して、こういうことをするとこうなるということを伝えていくということは非常に重要だなと思いますね」

と、継続した教育と呼びかけの重要性を説く。炎上したという「事実」だけでなく、「その後」どうなるかを伝え、ネットユーザーがそれを知ることで、次なる“バカッター”を防ぐ可能性があるということを示唆した。

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