セレブの街・芦屋市で「日本一厳しい」景観条例が施行 商店が大混乱

高級住宅街として名高い兵庫県芦屋市で、今月から屋外の広告物を取り締まる条例が施行された。閑静な住環境を守るためということだが、その規制の厳しさから、営業妨害だという声も上がっている。

“日本一厳しい”ともいわれる、その名も「屋外広告物規制条例」。市内の野外広告のおよそ4割が違反になるという。条例によれば、屋上の広告物は全面禁止。建物から突き出した看板も1平米を超えるとNG。さらに赤や青などの原色も使用禁止で、精肉店は困惑を隠せない。「肉は赤、意味がわからない。なんで赤がいかんのか」

店先の広告物も規制の対象で、3枚目まで無料、4枚目から1枚1000円。条例に従わない場合、最大で50万円の罰金が科されるという。猶予期間は最長10年間で、看板の撤去費は、市が3分の2を負担。

   

23日放送のAbemaTV『みのもんたのよるバズ!』では、芦屋市商工会の副会長、新谷勝彦さんにスマホ中継で話を伺った。

――市の狙いは何なのでしょう?

新谷さん)芦屋は高級住宅地で商業的なものはふさわしくないと。何年も前に全市景観条例が規定されて、一部マンションの建設ができないなど、厳しいなかで高級住宅地を守ってきた。自分が市長でいるあいだに、日本でいちばん厳しい条例をつくって住みやすい街にしようという考えのようです。

――でも、お店の人は困惑しますよね

新谷さん)街っていうのは住宅だけで成り立っているものではない。そういう意味では今回の条例が我々商工会を排除して、密室で数名の有識者だけで原案をつくり、強行解決をして可決したというやり方に非常に問題があると思っています。商工会の人間をいれるとすすまないと考えたと担当者は言っています。

医師会なんかも猛烈に反発しています。看板があるなと思っても、車では行き過ぎてしまうような条例です。


――市庁舎についている市の紋章も、条例に違反する可能性があるということなんですが。

新谷)市章を外すということが“失笑”をかったわけですね。実は芦屋市はパブリックコメントも求めているんです。でも誰もみていないんです、そんなもの。結果的に3件しかあつまらんかったんです。

そして今回の問題は、過去に遡って規制されるんです。おじいちゃんのお店とかも今日からもうダメですよと。そういう議論もまったくなされないままに、強行採決されたんです。去年の10月に報道されるようになって、初めてその事実を知ったくらいです。

私はこれはエラいことだと思って、市長にも頭から反対はしないけれども、商工会ともいちど話をしてほしいという要望書を出しました。そうしたらこの条例は、(一旦は)継続審議事項にあげていただいた。でも12月の議会では、その継続審議を中止した。7月1日の施行に修正したということだけが決められました。補助金をもらっている立場なので、頭から反対する気はないのですが…。

新谷さんの説明と訴えに、番組コメンテーターの倉田真由美氏も「確信犯的にマスコミを散らしたんだ」とびっくり。だまし討ちのようなやり方に、MCのみのもんたも「我々は取材を続行します」と強く約束した。

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