水原希子が中国差別問題で公開謝罪 その背景にあるものとは?

中国でも人気のモデル・水原希子(25)が中国人の国民感情を傷つけたとネットで大炎上。中国版ツイッターに英語と中国語字幕の釈明動画をアップして公開謝罪する事態となった。どうしてこんなことになってしまったのか。23日放送のAbemaTV『みのもんたのよるバズ!』では、その裏事情と、謝罪したにもかかわらずさらに攻撃を受けたことについて、専門家が見解を述べた。

水原が釈明したのは、3枚の写真だ。

1枚目は「靖国神社を参拝」しているように思える写真。

2枚目は「旭日旗(きょくじつき)」の前でポーズをとっている写真。

3枚目は「天安門広場に向けて中指を立てた写真」。

1、2枚めについては「自分ではない」と否定。また3枚目の写真について、写真自体は中国の友人が投稿したもので、水原が「いいね」のボタンを押したことは認めながら、

「友人は初心者なのでもっと投稿することを勧めるため、彼が投稿した天安門広場の写真に「いいね」をつけました。

しかし 間違った行為をしたことに気づいて1時間以内に「いいね」を削除しました

彼も写真を削除しました」

と説明した。

この動画をアップした後、中国では「かわいそう」「批判はおかしい」など8割以上が好意的な書き込みがあったというが、動画の中で水原が「私はオードリー・希子・ダニエルです」「私は父が米国人で、母が在日韓国人」などと話したことから、今度は日本のネットユーザーから、

「迷惑だから日本人の振りすんなや」

「中国人に謝るんじゃなくて、日本に謝れよ」

「堂々と靖国神社に行ったと言えばいい」

など、謝罪のときに“日本人ではないことを強調した”として批判が集中した。

動画の最後で水原はこう語っている。

「私たちは異なる文化を背景にもっています。でも、私は信じています。お互いがもっと理解しあうことを」


■日中交流研究所所長・段躍中さんの話

番組スタジオには日本僑報社 編集長で日中交流研究所所長の段躍中(だん・やくちゅう)さんに来ていただき、話を伺った。

また、炎上の背景には、水原が出演している「没有別的愛(メヨウベイダアイ)=ほかに愛なんてない」という映画がある。恋愛映画だが、監督のヴィッキー・チャオがかつて政治的メッセージを発信した活動家。さらに、主演のレオン・ダイが台湾独立派だとネットで批判されており、共演者の水原が“とばっちり”を受けて狙われた可能性がある。

番組MCのみのもんたは、「水原さんは、中国で人気あるんでしょう?もったいない。ネットの問題になっているけど、世界がまだまだ未熟だね。どういう影響があるかわかったうえでやるならいいけどねえ」と憂慮。

段さんは、中国のネットユーザー数は7億にものぼることを紹介しながら、

「中国では今、ものすごく経済が発展する一方、格差が開いている。日中関係もとても不安定な時期でもありますし、そういったときに(有名人の発言は)誤解されやすいのではと思いますね。日本人の著名人は人気があり、いつも注目を浴びているので活動するうえでは、(SNSでの発言は)慎重にしなくてはいけない」

とし、例えば水原が、動画のなかでアメリカ国籍であることや、韓国の血をひいていることなどは言う必要はないとコメント。「もう少し中国のことを勉強して」と呼びかけ、例えば「水原さんが中国語が堪能になって(中国語で謝罪すれば…)」と水原の姿勢も問いつつ、また抗日戦争の日に何か言ったら、ちょっとしたきっかけで潜在的な反日感情が爆発することもあることなどを説明した。

しかし一方で、段さんは日本にくる中国人観光客は多いことに触れ、親日派になりたいという人や、若者には日本が好きだという人が多いことも間違いないと指摘。日本と中国、どちらにとっても両国が大切な存在であることにはみのも同意する。

番組コメンテーターとして出演していた元AKBの梅田彩佳(27)は、AKBグループでも中国では「SHN48」が活動していることに触れ、自身もっとも多く訪れている外国は中国だとしたうえで「(水原希子の件は)残念ですね」と複雑な表情をみせていた。

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